鹿児島県出水市の出水平野に、今季初めて飛来したナベヅル=17日午前(大内山裕さん撮影、鹿児島県ツル保護会提供)

 国内最大のツルの越冬地で知られる鹿児島県出水市の出水平野に17日、ツルが今季初めて飛来した。昨年より5日遅く、例年並み。

 鹿児島県ツル保護会によると、職員が午前9時ごろ、干拓地に降り立ったナベヅル5羽を確認した。

 出水平野のツルは国の特別天然記念物に指定されており、昨季まで26年連続で1万羽を超すツルが飛来する「万羽鶴」が続いている。

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