冬の到来を告げる「雪虫」が今年は、札幌市や旭川市などで大発生しました。「なぜ雪虫ってこの時期に多く見られるの?」。みなぶん特報班にそんな疑問が寄せられました。北海道民にとっては気温が下がる秋に見かける身近な存在の雪虫。そもそも雪虫はどういう虫で、なぜ今年は大量に発生したのでしょうか。(藤田夏子)
※虫の写真が出てきます。苦手な方はご注意ください
10月25日、札幌市中央区の大通公園でも吹雪のように見える量の雪虫が発生しました。手で払っても払っても向かってきます。避けて歩こうにも歩けません。目や口、服の表面にまでくっつきます。「わや(北海道弁でどうしようもない状態)!」「目に入ってきそうで前を向けない」。あちこちで市民の悲鳴のような声が上がりました。
「雪虫が飛ぶと初雪が近い」という言い伝えもあります。ふと服にくっついていた雪虫を見ると気付きました。北海道民なら、雪虫と言えば白い印象があるはずです。今年見かける雪虫、白くありません。どういうことでしょうか。...
関連タグでまとめて読む
関連記事
トップニュース
ゴールデンウイーク(GW)が27日、始まった。新型コロナウイルスの5類移行から間もなく1年。道内各地で...