玉依姫

阿部智里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163904894
ISBN 10 : 4163904891
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
追加情報
:
338p;20

内容詳細

生贄伝説のある龍ヶ沼と、その隣にそびえる荒山。かつて、祖母が母を連れて飛び出したという山内村を訪ねた高校生の志帆は、村祭りの晩、恐ろしい儀式に巻き込まれる。人が立ち入ることを禁じられた山の領域で絶対絶命の志帆の前に現れた青年は、味方か敵か、人か烏か―

【著者紹介】
阿部智里 : 1991年群馬県生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業。2012年『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少受賞。14年早稲田大学大学院文学研究科に進学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • takaC さん

    ぬぬ!想定外の展開に瞠目した。

  • 葵@晴読雨読 さん

    図書館本。おもしろくて1日で一気読み。 山内がそういう成り立ちでできたところだったとは…。 更に世界観が広がる1冊でした。

  • 優希 さん

    今までのシリーズと世界観を異にする八咫烏の世界。外界との繋がりに民俗学や神話を織り込んできています。主要キャラは全く登場せず、現代の少女・志帆が玉依姫であるという流れに最初は戸惑いましたが、すぐに引き込まれました。奈月彦の欠けた過去、山内の謎、八咫烏のルーツ的なものが明らかになる毎に、今まで謎とされてきたものが明らかになる爽快感を味わいます。それでいながらまた謎が生まれるのは虚をつく展開に持っていきながら、次に続くようなミステリーを仕掛けていくからでしょう。それが面白いところです。次巻も楽しみです。

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    ぱたり、と赤い花が落ちる。まるで月満ちてこの世に生まれ落ちる無垢な命の様に、清々しく、美しく。その花の名前は椿。玉依姫より生まれた和魂とも荒魂とも付かぬ不確かな存在。椿は木に春。凍りついた関係性が解ける兆し。玉依姫は大君の細君、同時に玉を依らせる姫だから、神の母親たる存在。姫は陽女。彼女の連れてきた温かさがとかしたのは心だけでなく、閉ざされた山内の秘密。姫は同時に秘め。貴女はいったい何者か?何を秘めているか。私は、私。何も変わらないわ。と彼女が微笑むから。金よりも銀よりも、玉よりも愛しき姫君---玉依姫

  • mocha さん

    今回も読み始めたらノンストップ。ぐいぐい引き込まれた。一作一作趣向を変えて物語の輪を完結させつつ、シリーズの大きな世界を構成している。終盤では予想の裏の裏にさらに裏があって、若い作家さんなのに、なんて老獪。遠いファンタジー世界だった山内が一気に近くに来た巻だった。

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人物・団体紹介

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阿部智里

1991年、群馬県前橋市生まれ。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少受賞。17年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏」シリーズは現在は第2部へと突入、外伝も含めて『望月の烏』で12冊を数える(

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