シューマン、ロベルト(1810-1856)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

シューマン:交響曲第2番、ブラームス:二重協奏曲、ウェーバー:『オイリアンテ』序曲 ロジャー・ノリントン&ウィーン・フィル、キュッヒル、バルトロメイ

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT358
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ノリントンとウィーン・フィル、ミレニアムを騒がせた世紀の共演!
異形の美しさを持った唯一無二のシューマン2番!
互いの持ち味が絶妙に溶け合った、美しくも刺激的な空前の演奏!


新世紀を迎えた2000年、マリス・ヤンソンスのキャンセルを受けてノリントンがウィーン・フィルと共演した際のライヴ録音です。この頃のウィーン・フィルは積極的に新しい演奏法に挑んでいた時期でもあり、ガーディナーやアーノンクールといった古楽系指揮者を良く迎えていました。このノリントンとの共演でも指揮者の個性をウィーン・フィルが楽しみながら音楽に昇華しており、両者の持ち味が絶妙に溶け合った美しくも刺激的な空前の演奏が繰り広げられています。
 異彩を放つのはシューマン2番。各声部の分離が非常に良く、ヴィブラートを抑えた弦楽器と強調された木管楽器のバランスも特徴的。弦に管が塗り重ねられるのでなく、木管が主体となり弦が薄くヴェールをかけるようなシューマンです。特にピュア・トーンによる第3楽章の美しさは絶品! 加えて意外と大胆なテンポ設定が目を引き、第1楽章の序奏はゆったりと始まり、その後も引きずるようなリズムで怪しく揺れ動きます。また、終楽章のコーダ突入時の驚くほど濃厚なタメやクライマックスで大いに炸裂する金管も強烈。終始美しい音色でありながら最後まで予想の付かない怪演です。
 ブラームスの二重協奏曲はウィーン・フィルの十八番であり、キュッヒル&バルトロメイのソロは死角なしの素晴らしさ。これぞウィーン・フィルという風情にあふれた技の応酬です。特にキュッヒルのこれでもかと言うほどのしたたる美音がたまりません。一方ノリントンは、ソリストに十分花を持たせつつ、明るく見通しの良い得意のサウンドで音楽を盛り上げており、そのコントラストが鮮烈な効果を上げています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲
2. ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.92
3. シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op.61

 ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン:2)
 フランツ・バルトロメイ(チェロ:2)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・ロジャー・ノリントン(指揮)

 録音時期:2000年6月16日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 オーストリア放送協会によるライヴ録音

内容詳細

2000年のライヴ。強烈なノリントンの個性がVPOに溌剌とした表現を呼び起こした感。ブラームスの二重協奏曲のキュッヒルとバルトロメイとの拮抗した共演は白熱し圧巻。シューマンの第2番も包容力のある温かい響きと音色の柔和さ、強靭な表現力などVPOの特長が満面にあらわれ秀逸。(弘)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
この演奏を舞台上の右そで席で聞いておりま...

投稿日:2016/10/29 (土)

この演奏を舞台上の右そで席で聞いておりました。楽団内に居るような興奮的なひと時でしたが、良い演奏でした。もう一度聞けるのはこの上なく楽しみで期待しています。

ぽっちゃま さん | 東京都 | 不明

1

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

プロフィール詳細へ

シューマン、ロベルト(1810-1856)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品