映画界になくてはならない存在であるアルフレッド・ヒッチコック監督が、今日で生誕120年。巨匠を偲んで、彼が作品に起用した往年の名女優たちを振り返って。
2019年8月13日は、映画界に多大な功績を遺した巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の生誕120周年となる日。それを記念して、彼の作品に登場した美しき女優たちを写真とともに振り返り。この夏休みは、クラシックな名作の数々を改めて観直して、ヒッチコックの手腕と名女優の魅力を再発見してみてはいかが?
『メリー・ポピンズ』(1964)や『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)などで知られる大女優ジュリーも、実はヒッチコック作に出演した経験が。『引き裂かれたカーテン』(1966)では、謎を追う科学者の助手を演じた。
スウェーデン出身の女優イングリッド。『カサブランカ』(1942)、『誰が為に鐘は鳴る』(1943)などで大きく名を馳せたのち、ヒッチコック作では『白い恐怖』(1945)や『汚名』(1946)などに出演した。
もともと歌手として活動していたドリスは、1940年代後半から女優として花開き、ヒッチコックの『知りすぎていた男』(1956)にジョセフィン役で登場。彼女が劇中で歌った『ケ・セラ・セラ』は、あまりにも有名。
ドイツが世界に誇る歌手にして女優のマレーネ(写真中央)。1930年代から数多くの映画に出演し、1950年にヒッチコックの『舞台恐怖症』に出演。スター女優のシャーロット役をクールに演じた。
『風と共に去りぬ』(1939)の名プロデューサー、デビッド・O・セルズニックに招かれ、アメリカで初めてヒッチコックが製作した必見作『レベッカ』(1951)に、ジョーンは主人公役で登場。『断崖』(1941)ではアカデミー賞主演女優賞も獲得している。
TVCMに出ていたところをヒッチコックに見出され、代表作『鳥』(1963)や『マーニー』(1964)に出演したティッピ。娘は大女優のメラニー・グリフィス、孫はダコタ・ジョンソンという俳優一家。
ヒッチコック作品になくてはならないミューズのひとりといえば、『ダイヤルMを廻せ!』(1954)、『泥棒成金』(1955)、『裏窓』(1955)などで大きな人気を誇った名女優グレース。今でもその魅力のとりこになるファンは数知れず。
あの恐怖のシャワーシーンで有名な『サイコ』(1960)に、マリオン役で出演したジャネット。今作で、見事ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞している。
イギリス人女優マーガレットは、ユーモアとミステリーに満ちた『バルカン超特急』(1938)で主人公アイリス役を華麗に演じて人気者に。
とある男ハリーの死体を巡るコミカルなミステリー『ハリーの災難』(1955)で、スクリーンデビューを果たしたのがシャーリー。その後『アパートの鍵貸します』(1960)『愛と追憶の日々』(1983)などに次々と出演し、アメリカを代表する女優になってゆく。
サンフランシスコを舞台にした名作『めまい』(1958)で、謎めいたヒロイン・マデリン役を演じて鮮烈な印象を残したキム。
エヴァは、サスペンスフルなスパイもの『北北西に進路を取れ』(1959)で、ミステリアスなイヴ役で登場。ヒッチコック作品の常連である名優ケイリー・グラント(写真左端)と共演した。
『疑惑の影』(1943)でテレサは、連続殺人犯の容疑をかけられた叔父チャーリーに疑惑の念を向ける、同名の主人公チャーリーに扮した。
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