ケンブリッジ公爵夫妻が初めて出会ったのは、2001年のことだった。

2人はスコットランドのセント・アンドリュース大学で同じ学生寮に住み、どちらも美術史を専攻していた。キャサリン妃の話では、(初めて会った時は)「とても恥ずかしくて、顔が赤くなり急いで逃げた」そうだが、ウィリアム王子はそれを可愛らしいと思ったと言っていいだろう。それから2年後の2003年、2人は交際を始めた。

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そして2007年には、2人は将来結婚することに同意したと、ケイティー・ニコールは新刊『Kate: The Future Queen(原題)』で書いている。“結婚協定”は2人の交際からプレッシャーを取り除き、将来はちゃんと結婚することを意図して結ばれたものだった。この協定が結ばれた直後に、2人は一時破局したものの、すぐに復縁して、以来2人は結婚して3人の子供を持ったことをはじめ、ロイヤルカップルとして数々の節目を迎えてきた。

「南の島で、ウィリアム王子はキャサリン妃にこの恋愛は長く続くものだと約束した」と、ニコールは書いている。「まさに初めて、2人は結婚について真剣に話し合い、夜空の下、目の前には海というシチュエーションで、結婚すると心に決めたのだ

ケンブリッジ侯爵家 2018年版クリスマスカード
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2018年版クリスマスカード

ケンブリッジ公爵夫妻はトム・ブラッドビーとの婚約インタビューで破局したことについて語っていた。「私たちは2人ともとても若かったのです」と、ウィリアム王子。「大学生だったので、自分自身を見つけたり性格が変わったりとか、とにかく自分自身の道を見つけようとしている時期で成長過程だったのです」

2人は2011年に結婚し、今年8周年記念をお祝いした。

みんな、結婚協定を結ぶべきかも?

Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR UK