コロナ禍のアメリカ入国。再入国許可証の期限切れ迫る!

コロナ禍のアメリカ入国。再入国許可証の期限切れ迫る!

2022年9月25日。掲載カテゴリを「Hello!アメリカンライフ」から「再入国許可」関連情報に変更しました。

今回で2回目のエピソードをお届けするナオミスカイブルーさん。再入国許可の期限切れが迫る中、COVID-19の影響下で渡米を敢行し、現在はオレゴン州のポートランドに滞在中です。

前回のエピソードはこちら

渡米前の準備で重要な「海外転出届け」など、出国前の情報や現在のアメリカ生活情報を定期的にYouTubeから配信されています。彼女のほんのりとした動画レポートには現地でしか得る事の出来ない情報も満載です。ぜひチャンネル登録を!

それでは前回からの続きとなりますが、再入国許可証を取得してから、ポートランドに戻る事になった経緯を聞いてみましょう。

再入国許可証がなかったらグリーンカードが失効していたかも?

当時のことを思い出すとカナダ経由でシアトルに入国する際に手続きを担当してくれたオフィサーが親切でいい人だったので、グリーンカードの失効は免れて再入国許可証の重要性も認識することになりました。

この再入国許可証は、いわば米国移住者が長期的に米国を不在にしても、永住の権利を失わないように発行されるパスポートのような物です。

再入国許可証の取得手続きは、アメリカ国内からしなければならないですし、その後の生体認証手続きもアメリカ国内でします。

Form I-131という様式の書類を提出し、その後に生体認証手続きがグリーンカード取得地としている現地で行われる。生体認証手続きでは指紋採取と写真撮影を行う。後に発行される再入国許可証は日本のアメリカ大使館、領事館で受領することができる。

その手続きを終えた後に帰国して、再入国許可証は東京のアメリカ大使館で受領しました。

再入国許可証を手にしたので、2年間アメリカを離れていても、グリーンカードを失効することはなくなりました。

今後グリーンカードを取得して、アメリカを長期的に離れる可能性がある人は、知っておくべき手続きだと思います。

再入国許可証の有効期限ギリギリで渡米出来たんですね

2018年の秋に東京のアメリカ大使館で再入国許可証を受け取ってから、2019年の2月に一度渡米したのですが、それ以外は東京で暮らしてました。

シェアハウスを借りて、仕事は米国企業のソフトウエア会社で総務部門でアドミンをやってました。

次のアメリカ行きに備えて、割とのんびり暮らしてましたね。

普段の生活にあまりお金が掛からないようにしているのと、所持品も持ち歩ける程度にしているのでいつでも好きなところに行けるんです。

ところが今年の2月頃からCOVID-19のパンデミックで、アメリカに戻るのも難しくなってきました。感染拡大の状況は日本以上でしたし、ロックダウンは強制的に外出禁止になります。エッセンシャル・ワーカー以外は仕事も出来なくなるので、収入も絶たれてしまうんです。そんな状況下に置かれるとわかっていながら、アメリカに戻るという選択は出来ませんでした。

そうしているうちに再入国許可証の期限切れが迫ってきて、アメリカに戻る事、再入国許可の延長、グリーンカード破棄の可能性などが頭をよぎってきました。

グリーンカードを手に入れることは難しく大変です、せっかく得た権利を失効してしまうと自由にアメリカで生活することは出来なくなります。結果として、再入国許可証の期限が切れるまでにアメリカに戻る事にしました。

アメリカに戻るにしてもCOVID-19の影響下での渡航制限や滞在先の確保などを考えると、通常時では想定していない手続きや情報収集が必要で、出国の準備は大変でした。

私は出国するときの手続きを見逃さないように大きめのカレンダーに書き留めてスケジュールを明確にしています。

やらなければならないことは意外と多くて、それを可視化するんです。シンプルな方法ですがわかりやすくてお薦めですよ。

そんな中でナオミスカイブルーさんは、海外転出届けの手続きを行いました。以前その手続きを忘れて海外滞在から帰国した際に、留守中に課税されていた事を知り、思わぬ出費をしたということです。長期海外滞在をする方は知っておくべき手続きですね。

そして10月14日、エアカナダでアメリカに出発しました。目的地はポートランドで、今回が今までの旅の中で一番荷物が少なかったです。

こうして、再入国許可証の期限が切れる前に何とか渡米出来たナオミスカイブルーさん。

入国当時の状況もYouTubeで詳細にレポートされてます。

ZOOMでのインタビューを行ったのはこの動画を公開された一週間後くらいでしたが、その時点でもポートランドではパンデミックが続いており、飲食店はほとんどがテイクアウトか店内での食事は出来ない状態。商店も閉まっているところが多く、スーパーも時短営業や人数制限が実施されているとのことでした。

ナオミスカイブルーさんがポートランドで滞在をはじめて一ヶ月が過ぎましたが、現在のポートランドはCOVID-19の感染拡大が再燃しており、再びロックダウンに入ったそうです。

入国後から定期的にアップされている動画からポートランドの日常が垣間見えてきます。何気ない日常が綴られた動画からも、世界的に猛威を振るっているCOVID-19の影響が様々な範囲に及んでいることが伝わってきます。

次回は現地の最新情報も交えて、アメリカでの移住生活の模様をお伝えしたいと思います。

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