レディメイド初のコラボウォッチは、なんとトゥールビヨン
日本発ブランド「レディメイド」(READYMADE)は、スイスの時計ブランド「パーネル」(PURNELL)とのコラボウォッチを5月に発売する。ジョナサン・パーネルが2006年に創業したパーネルはトゥールビヨンウォッチを専門とするブランドで、レディメイドとのコラボレーションは今回が初となる。
ベースモデルはパーネルが2019年に発表した「ESCAPEⅡ」。「ESCAPEⅡ」は、時計師のエリック・クドレが開発した3軸トゥールビヨンを2つ搭載し、その2つが逆方向に回転するのが特徴だ。なお、トゥールビヨンはオレンジとグリーンに彩られ、サファイヤダイアルには1.04カラットのダイヤモンドインデックスを備え、47種類のレインボーカラーのミニッツトラックは手描きで仕上げられている。
「レディメイド」デザイナーの細川雄太氏は、「『レディメイド』の真髄でもある反戦のメッセージを込め、希望や未来への架け橋の意味をもつ虹色を使用しました。少しでも明るい世界になりますように、と願いを込めています」とコメントした。
右側のバレル部分には、細川が選んだトーマス・エジソンの“時間”に関する哲学──『time is really the only capital that any human being has and the thing that he can least afford to waste or lose』(時間は人間が所有する唯一の資本であり、もっとも無駄にしたり失ったりできないものである)──が刻まれている。
スペシャルなコラボウォッチの詳細は「レディメイド」の公式ウェブサイトならびにインスタグラムをチェックしよう。
文・近藤玲央名(GQ)