俳優の田中圭は、腕時計をつけるようになって時間の大切さを感じるようになったという。自らとHUBLOTとの共通点について語った。
▲「ビッグ・バン ウニコ カーボン スカイブルー」は日本限定100本。「それだけしか作らないのはもったいない。手にした人は幸せでしょうね」ジャケット 15万4000円、シャツ 4万2900円、パンツ 4万9500円、ベルト 2万6400円、シューズ6万7100円 by EMPORIO ARMANI（ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070）
1980年の誕生以来、機械式時計の常識に挑み、壊し、そして新しく作り上げてきたHUBLOTにとって、「誰も見たことのないような時計をつくる」ことは、もはや当たり前のことになっている。そんなHUBLOTに共感すると語るのは、俳優の田中圭だ。
「やっぱりHUBLOTといえば、挑戦し続けるブランドというイメージがあります。僕はみんなが右に向かっていても、自分が左だと思ったら左に行ってしまうタイプです。天邪鬼でやっているわけではなく、自分が正しいと思っているほうに進む。結果的にそれが人と違う方向になっているだけで。HUBLOTには似たものを感じます。自分たちが正しいと思う時計作りをしたら、それがほかのブランドと違っていた。それがカッコいいから、みんなが喜んでくれる。今日着用したブルーのビッグ・バン ウニコも最初は少し派手かなと思ったのですが、つけてみると違和感がない。カジュアルにも合うし、ジャケットやスーツにも合う。日常で、さりげなく使える時計だと思いました」
▲HUBLOTが使用するカーボンは超軽量で耐久性に優れているため、美しい状態のまま長く使用することができる。
田中圭にとって、俳優という仕事は「毎日が挑戦の積み重ね」だという。
「たとえば役づくりにしても、正解はひとつではないので、いつも手探りで自分なりのやり方を見つけていかなければならない。自ら望んで挑戦することもあるし、気がつけば挑戦しなきゃならないということもある。でも、それを積み重ねてきたからこそ、いまの自分があるのは間違いないと思っています」
▲18Kゴールドにプラチナをくわえた18K「キングゴールド」とブラックセラミックの組み合わせ。「ビッグ・バン ウニコ キングゴールド セラミック」はHUBLOTを代表する定番の1本。ジャケット 18万1500円、シャツ 6万8200円、パンツ 9万7900円、ベルト 2万6400円、シューズ6万7100円 by EMPORIO ARMANI（ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070）
2000年に16歳でデビューし、数々の映画やドラマ、舞台で活躍してきた。とくに2018年のドラマ『おっさんずラブ』で大ブレイクを果たして以降は、休む間もないほどの超多忙な日々。だが、最近になって少し仕事のペースを落としたのだという。
「1本1本の仕事にきちんと集中して向き合えるようになって、自分自身と向き合う時間ができました。これまではどこか受け身だったのですが、自分と向き合っているいまは、能動的になったように思います。来年40歳になりますし、みんながいいと言っていることをやってみる、というスタンスで意志的に今は挑戦しています。それは大げさなものではなく、たとえば、『早寝早起きしましょう』だったり、『たくさん本を読みましょう』『適度な運動をしましょう』みたいなものです。そういう“いいこと”に挑戦してみようと(笑)。自分がどう変わるのか、少し楽しみなんです」
腕時計に興味を持ったのは、30歳を過ぎてからだという。
「若いとき、時間はケータイで確認すればいいと思っていましたし、高いお金を払って腕時計を買う人たちの気持ちがわかりませんでした。でも仕事で着用する機会が増えて、時計好きの先輩たちの話を聞いているうちに興味が湧いてきました。それで30代に入ってから時計をつけはじめたのですが、いまでは毎日つけていないと落ち着きません。するとそのうち、腕時計と時間を共有しているような感覚が生まれて、時間の大切さに改めて気づいたんです。時間はみんなに平等に与えられているもの。だからこそ、与えられた時間をどんな思いで過ごすかがとても大切です。腕時計がそのことに気づかせてくれたような気がします」
▲「HUBLOTというと、挑戦し続けるブランドというイメージがあります」。俳優という仕事は日々挑戦だという田中は、HUBLOTと自分を重ね合わせて語る。
これから、俳優としてどんな時間を過ごしたいと思っているのだろうか？
「先輩たちの姿を見て学んできましたし、それとはまったくちがうスタイルの俳優のあり方があるのも理解しています。ちょうど変革期なんだろうな。ただ、自分が変わらなければいけないとは思っていないですし、逆に変わってはいけないといった気持ちもない。大好きな俳優の仕事をしながら、自分と家族、まわりの人間がハッピーでいてくれたらそれでいい。僕自身は変わらない気がします。10年経っても20年経っても、こういうスタンスで芝居の仕事を続けていられたらいいなと思っています」
柔軟に見えるのに、芯はブレない。田中圭とHUBLOTはどこか重なる。ブレない芯があるからこそ、その時計に、その演技に私たちは心を奪われるのだろう。
▲「最初は少し派手かなと思ったのですが、つけてみると違和感がない。カーボンだから軽いし、つけ心地もすごくよかったです」
▲「このゴールドのタイプは、先輩や友人がよくつけていました。あらためて見るとやっぱりカッコいい。ゴールドの色みがすごく上品ですね」
▲「ビック・バン ウニコ カーボン スカイブルー」マットスカイブルーカーボン×ブラック＆スカイブルーラバーストラップ、自動巻き、44mm径、344万3000円、日本限定100本。
▲「ビック・バン ウニコ キングゴールド セラミック」18Kキングゴールドケース×ブラックラバーストラップ、自動巻き、44mm径、511万5000円。
田中 圭 （たなか・けい）
俳優
1984年生まれ、東京都出身。2000年、俳優としてデビュー。以来、テレビドラマや映画、舞台などで活躍。最近の出演作に『リバーサルオーケストラ』『unknown』『ブラックポストマン』（以上ドラマ）、『月の満ち欠け』『Gメン』(以上映画)など。現在、主演ドラマ『ブラックポストマン』(テレビ東京)放映中。
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