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Ferrari Roma and Portofino M

フェラーリは美しい野獣! 試乗イベント『Esperienza Ferrari GT Editon』をリポートする

10月17日(日)、GQ JAPAN読者限定のサービスである「プレミアムエクスペリエンス」の一環として、最新のフェラーリを体感できるイベント『Esperienza Ferrari GT Edition』開催した。スペシャルトークイベントの内容を中心に、イベント当日の模様をお伝えしたい。

Photos : Eric Micotto Words:Takeshi Sato

▲スペシャルトークイベントでは、フェラーリの魅力とその世界観について、フェラーリ・ジャパン代表取締役フェデリコ・パストレッリ氏(中央)、スタイリスト祐真朋樹氏(左)、そして『GQ JAPAN』編集長の鈴木正文(右)がそれぞれ思いを述べた。

フェラーリの2モデルを実際にドライブ

『Esperienza Ferrari GT Edition』の参加者はフェラーリの真価を知るために、2台の最新モデルを実際にドライブした。用意されたのは、格納式のハードトップを備え、オープンエアモータリング楽しめる「ポルトフィーノM」と、映画『甘い生活』にインスパイアされた優雅なクーペ「ローマ」の2台。いずれも、フェラーリのラインナップにおいてはグランドツーリングに好適なモデルだ。

▲東京・大手町のホテル「アマン東京」のパーキングスペースで試乗者を待つ「ローマ」と「ポルトフィーノM」。いずれも、最高出力620psを誇るV型8気筒ツインターボエンジンをフロントに積み、後輪を駆動するFRモデルだ。

フェラーリの世界観を伝えるもてなし

試乗のベース基地となったのは、東京・大手町でラグジュアリーなステイを提供するアマン東京。なお、参加者はフェラーリの試乗のほかに、「Aman Spa」でのスパトリートメント(Ferrari Special Treatment)か、アマン東京のレストラン「アルヴァ」での食事(Ferrari Fine Dining by NARISAWA)を楽しむことができた。
アマン東京の地下駐車場では、「ポルトフィーノM」と「ローマ」のV型8気筒ツインターボエンジンに火が入った。

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▲「ローマ」、「ポルトフィーノM」とも、後席を備える2+2のレイアウト。功績は大人2人が長時間乗るには少々狭いが、お子さんを乗せたり手荷物を置いたりでき、使い勝手の幅が広がる。

▲参加者がスターターボタンをプッシュすると、「フォン!」とV8エンジンが目覚め、いかにも抜けのよさそうな排気音が地下駐車場に響いた。

▲市街地での扱いやすさや、使い勝手のよさなどを試してもらうことも、今回の試乗会の目的のひとつだ。
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▲「ローマ」、「ポルトフィーノM」とも、後席を備える2+2のレイアウト。功績は大人2人が長時間乗るには少々狭いが、お子さんを乗せたり手荷物を置いたりでき、使い勝手の幅が広がる。

▲参加者がスターターボタンをプッシュすると、「フォン!」とV8エンジンが目覚め、いかにも抜けのよさそうな排気音が地下駐車場に響いた。

▲市街地での扱いやすさや、使い勝手のよさなどを試してもらうことも、今回の試乗会の目的のひとつだ。
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▲レインボーブリッジを渡るフェラーリ・ローマ。ウェット路面でも、抜群の安定性を発揮するから、リラックスしてドライブできる。

2台のフェラーリは“雨ニモマケズ”

フェラーリの試乗は、プロフェッショナルなレーシングドライバーが助手席に同乗するスタイルで行われた。フェラーリの性能を存分に引き出すにはどうすればいいか、メカニズムやパフォーマンスの特徴はどこにあるのか、などのアドバイスを受けながらハンドルを握るのは、得難い体験だ。

アマン東京を起点に、都心ベイエリアを中心に試乗を行う。当日は雨が降ったりやんだりの生憎の空模様。けれども2台のフェラーリが、悪天候を苦にしないすぐれたグランドツアラーであることを証明するよい機会にもなった。

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▲電動格納ハードトップを閉じた状態でも、ポルトフィーノMのスタイリングは美しい。ハードトップは約14秒で開閉でき、40km/hまでなら走行中でも開閉することができる。

▲他のモデルでは、フロントフェンダーのあたりに跳ね馬のエンブレムが輝くが、ラグジュアリーを控えめに表現するローマにはない。もちろん、望めば装着することも可能。

▲ローマの優美なスタイリングがよくわかるアングル。従来のフェラーリの顧客とは異なるタイプのユーザーが、「はじめてのフェラーリ」として購入する例も多いとか。

▲1960年に公開されたイタリア映画『甘い生活』に着想を得たローマ。デザインには1960年代のフェラーリ250GTOの面影が感じられる。

▲ポルトフィーノMというネーミングは、地中海に面した高級リゾートの地名に由来する。

▲フェラーリのパフォーマンスを堪能できるように、よく練られた試乗コースが設定された。
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▲電動格納ハードトップを閉じた状態でも、ポルトフィーノMのスタイリングは美しい。ハードトップは約14秒で開閉でき、40km/hまでなら走行中でも開閉することができる。

▲他のモデルでは、フロントフェンダーのあたりに跳ね馬のエンブレムが輝くが、ラグジュアリーを控えめに表現するローマにはない。もちろん、望めば装着することも可能。

▲ローマの優美なスタイリングがよくわかるアングル。従来のフェラーリの顧客とは異なるタイプのユーザーが、「はじめてのフェラーリ」として購入する例も多いとか。

▲1960年に公開されたイタリア映画『甘い生活』に着想を得たローマ。デザインには1960年代のフェラーリ250GTOの面影が感じられる。

▲ポルトフィーノMというネーミングは、地中海に面した高級リゾートの地名に由来する。

▲フェラーリのパフォーマンスを堪能できるように、よく練られた試乗コースが設定された。
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▲スペシャルトークイベントでは、1960年代のイタリア文化やパヴァロッティの美声から、FRとミドシップの違いに至るまで、話題は多岐にわたった。

美しい野獣だった!

スペシャルトークイベントでは、フェラーリ・ジャパン代表取締役フェデリコ・パストレッリ氏が、このような機会を設けた目的を次のように述べた。

「フェラーリは、世界中でよく知られたブランドですが、プロダクトレンジについては意外に知られていません。多くの方が、マニアにしか扱えないし、運転しにくいクルマだという認識を持っています。けれども最新のラインナップには、だれもが運転を楽しむことができるモデルもあります。だからみなさんにテストドライブしていただきたいと考えたのです」

これを受けて、『GQ JAPAN』鈴木正文編集長は、今回試乗した2つのモデルを、次のように解説した。

「今回みなさんがお乗りになったローマにしろ、ポルトフィーノMにしろ、生きているいまの時間をエレガントに楽しむための自動車だとおもいます。どちらも、グランドツアラー、すなわち「GT」といわれる種類の、長距離を快適に、高速で走ることを主眼においた贅沢なクルマですが、この2台はまさにGTです。フロントにエンジンを積み、後輪を駆動するFRのフェラーリは、GTカーであり、日常の使用にも充分使えるようにつくられており、そのことは今回のテスト・ドライブでおわかりいただけたと思います」

ファッションエディターの祐真朋樹氏は、このトークイベントのために「ローマ」を数日間試乗した体験を語った。

「まず、その美しさに目を奪われました。僕はクルマとファッションをテーマにいろいろと写真を撮ってきましたが、これほどファッショナブルなクルマには、なかなか出会うことができません。ただ、西麻布の交差点でスポーツモードに入れてアクセルペダルを深々と踏み込んだら、クルマに本気を出されまして(笑)、たんなる機械とは違う生き物としての野生の力をフェラーリに感じました」

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▲「実際にフェラーリのハンドルを握っていただくことで、このクルマに乗った時の感情、エモーションを共有することができます」と、フェデリコ・パストレッリ氏。

▲「FRレイアウトのクルマでは加速時にリアにトラクションがかかってクルマのお尻が沈み込み、フロントが浮き上がりそうになるけれど、重量物のエンジンがフロントに搭載されているのでフロントの荷重が失われにくく、安定性がいいんですね」と、2台のFRフェラーリの構造を解説する鈴木正文編集長。

▲パストレッリ氏と鈴木編集長は、1960年代のローマの街と、そこに暮らす人々のライフスタイルについて、熱心に言葉をかわした。

▲「一度だけ行ったことがあるイタリアン・リヴィエラの小さな漁村のポルトフィーノまでの道は、海沿いのワインディングロードがとても美しかったことが記憶に残っています」と、祐真氏。
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▲「実際にフェラーリのハンドルを握っていただくことで、このクルマに乗った時の感情、エモーションを共有することができます」と、フェデリコ・パストレッリ氏。

▲「FRレイアウトのクルマでは加速時にリアにトラクションがかかってクルマのお尻が沈み込み、フロントが浮き上がりそうになるけれど、重量物のエンジンがフロントに搭載されているのでフロントの荷重が失われにくく、安定性がいいんですね」と、2台のFRフェラーリの構造を解説する鈴木正文編集長。

▲パストレッリ氏と鈴木編集長は、1960年代のローマの街と、そこに暮らす人々のライフスタイルについて、熱心に言葉をかわした。

▲「一度だけ行ったことがあるイタリアン・リヴィエラの小さな漁村のポルトフィーノまでの道は、海沿いのワインディングロードがとても美しかったことが記憶に残っています」と、祐真氏。
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トークショーで特に印象に残ったのが、パストレッリ氏の次の言葉だ。

「今回ご用意した2台は、F1直系のモデルとは異なり、優美さを楽しんでいただく劇場のようなモデルです。スタイリングやパフォーマンスなど、フェラーリの伝統を継承しながら、技術革新によってデイリーの使い勝手のよさも実現しています」

外観の美しさと瀟洒なインテリア、V8エンジンが奏でるルチアーノ・パヴァロッティのテノールのような感動的な“音楽”、そして圧巻のパフォーマンス。これらを経験した参加者たちは、「劇場のようなモデル」であることを肌で感じたに違いない。


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Ferrari
https://www.ferrari.com/ja-JP

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