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北陸 15日は警報級の大雨か 17日〜は寒波襲来で気温急降下 山沿い中心に積雪増

  • 2023年12月13日
  • tenki.jp

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15日(金)の北陸地方は、発達する低気圧や前線の影響で警報級の大雨となる可能性があります。その後の17日(日)からは寒波襲来。北陸上空には今シーズンこれまでで一番の寒気が南下する見込みです。寒気は強弱を繰り返しながら1週間程度居座るでしょう。北陸西部の福井・金沢・富山でも初雪の観測が見込まれ、北陸東部の新潟の山沿いを中心に積雪が急増する地点もありそうです。冬装備を万全にするようにしてください。

15日 低気圧や前線が日本海から北陸地方を東進 警報級の大雨のおそれ

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明日14日(木)は、貴重な晴れとなりますが、西から天気は下り坂となる見込みです。

15日(金)は、大陸方面からのびる前線上に低気圧が発生、日本海から北陸付近を通過するでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。石川県を中心に警報級の大雨となる可能性もあります。雨の降り方には十分注意してください。

寒波襲来の動向 第一波は17日から 第二波は20日頃から

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17日(日)は、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。北陸上空には次第に今シーズンこれまでで一番の寒気が南下するでしょう。上空約1500mには平野部で降雪の目安となる-6℃以下の寒気が広く流れ込み、新潟方面では、平野部で積雪の目安となる-9℃以下の寒気が流れ込む見込みです。北陸西部の福井・金沢・富山でもこのタイミングで初雪の観測がありそうです。

寒気のレベルは強弱を繰り返し、20日頃からは再び平地で降雪の目安となる寒気の南下が予想されています。現時点では大雪の目安となる特別に強い寒気の南下は予想されていませんが、発達した帯状の雪雲である「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」が北陸地方を指向する予想もあります。降雪は寒気と降水の産物です。JPCZの発達した雲域がかかり続けると降雪(水)量が多くなる可能性もあります。今後の情報に注意してください。

17日以降は気温急降下 週明け18日(月)は交通ダイヤの乱れや渋滞に注意

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明日14日(木)は、貴重な晴れとなる見込みです。ただ、その後はぐずついた天気となるでしょう。最高気温は、15日(金)と16日(土)は、低気圧や前線に向かって暖かい空気が流れ込む影響で、平年よりかなり高くなりますが、17日(日)を境に急降下するでしょう。真冬の寒さが続きますので、体調管理には十分注意してください。

また、17日(日)は荒れた天気となり、週明け18日(月)は、北陸東部を中心に平地でも積雪状態となる所がありそうです。交通ダイヤの乱れや積雪・路面の凍結による交通渋滞や障害のおそれもあります。普段よりゆとりをもった早めの行動を心がけてください。

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