Nuevo Santiago BernabeuGetty Images

レアル・マドリーが本拠地ベルナベウの芝生をまた張り替え…今季4回目の異常事態、CLで勝ち進めば5回目の張り替えも視野に

レアル・マドリーが本拠地サンティアゴ・ベルナベウの芝生をまた張り替えることになった。今季4回目という異常事態だ。スペイン『マルカ』が報じた。

スタジアムの芝生の張り替えは1シーズンに1回、多くて2回がいいところだが、レアル・マドリーはこの代表ウィークに4回目の張り替えを行うことを決定。4月2日に行われるバジャドリー戦までに完璧なピッチコンディションとする予定で、何よりも12日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、チェルシー戦を見据えた決定とされる。

レアル・マドリーが今季初めて芝生を張り替えたのはラ・リーガ開幕直後の代表ウィークで、2回目はカタール・ワールドカップ終了後。3回目はCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、リヴァプール戦の直前とつい最近のことだった。

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ベルナベウの芝生がすぐ劣悪な状態になる原因は、スタジアムの全面改装工事の影響とされる。張られているシートが日光を遮ったり大量の埃が飛び散ったりして芝生にダメージを与えているようだ。

またレアル・マドリーは、5回目の芝生張り替えも視野に入れている様子。それはCLでチェルシーを破り、バイエルン・ミュンヘン対マンチェスター・シティの勝者と準決勝を戦う場合で、反対にCLで敗退して逆転優勝の望みが薄くなったラ・リーガだけを戦っていく場合には今回が最後の張り替えになる可能性が高いという。

なおレアル・マドリーは今回のベルナベウの全面改装で、サッカー以外のイベントを頻繁に開催するために、芝生を地下に収容できるようにする予定。その工事だけのために2億5000万ユーロ(約350億円)を投じている。

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