ブラジル代表FWネイマールは、今夏パリ・サンジェルマン（PSG）退団へ向けて準備を進めているようだ。
2017年に史上最高額でPSGに加わったネイマールは、公式戦173試合で118ゴール77アシストと目覚ましい活躍を見せ、4度のリーグ・アン制覇などに貢献してきた。しかし、度重なるケガやピッチ内外の振る舞いが度々話題になり、批判の対象とされることも増加していた。
そして前週、PSGの一部ウルトラスはクラブ本部前に集合し、リオネル・メッシやナセル・アル・ケライフィ会長の退陣を求める抗議活動を実施。そしてその後、ネイマール宅にも集結して「失せろ！」とブラジル代表FWの退団を要求している。
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そしてこの活動は、ネイマールの考えを大きく変えたようだ。フランス『RMC Sports』によると、ネイマールは昨夏から常にPSG残留を希望していたが、今回の抗議活動で考えが変化。PSG退団を検討しており、複数の仲介者が移籍先を模索しているという。
また同メディアは、これまで移籍先としてニューカッスルやチェルシーの名前が頻繁に上がっているものの、具体的な争奪戦のポジションを示すものはないと指摘。さらに、ネイマールの高額な給与が移籍の障害になると分析した。一方で買い取りオプション付きのレンタルであれば、「これまでプレミアリーグに限られていた可能性を広げることになる」とも伝えている。
なお『RMC Sports』によると、PSG側は昨夏の時点でネイマールを売却を望んでいた模様。今後のプランに適合せず、また直近のパフォーマンスや精神状態が納得できるものではなく、今夏の放出を希望しているようだ。今後の動向に注目が集まっている。
