マンチェスター・ユナイテッドのアントニーは、自身に掛けられた暴行疑いを否定した。
昨シーズンからマンチェスター・Uでプレーするアントニーには現在、元恋人ガブリエラ・カヴァリンさんへの暴行などの疑いが掛けられている。カヴァリンさんは同選手から脅迫や頭突き、胸部への殴打でシリコンを修復する手術が必要になったなどの被害を受けたことを告白。さらに、その他にも2名の女性がアントニーから暴行を受けたことを明かしていた。
現在、サンパウロとマンチェスターの警察がアントニーの暴行疑いに関する調査を開始し、同選手は9月のインターナショナルブレイクに向けたブラジル代表のメンバーに選出されるも、その後メンバーから外されるなどの影響を受けている。
渦中のアントニーはブラジル『SBT』でこれまでと同様に自身に掛けられた疑いを全面的に否定。「そんなことは一度もない。あったこともないし、これからも絶対にない。（女性への暴行は）完全に事実とは異なる、100％事実とは異なる。僕には母がいるし、姉妹もいる。彼女たちにそんなことがあってほしいなんて絶対に思わない。証拠を出すこともできる。みんなは事実を目にすることになるはずだ。暴行したこともないし、暴行することもない。僕は暴行を働いたことなんて一度もないと断言できる」と主張した。
また、カヴァリンさんが主張する頭突きについては「彼女に触ったこともないし、誰かに対して頭突きをすることもない」と話し、当時の様子を語った。
「彼女はホテルにいて、僕にメッセージを送ってきた。ホテルに行って、いつも通り一緒に昼食を取った。でも、彼女をイラつかせたことがあって、それは僕に約束があったから僕は行かないといけないと言ったことだった。口論になったし、彼女は僕を帰らせようとしなかった。そして、彼女はグラスと皿を割り、僕に向かって投げてきた。彼女を傷つける場面なんてなかったし、ましてや頭突きなんてしていない」
さらに、アントニーは妊娠中のカヴァリンさんを走行中の車から降ろそうとしたと訴えられていることについても反論した。
「彼女は車の中で突然豹変し、僕のことをクズと呼び始めた。それに、僕の人生やキャリアを終わらせるとまで言っていた。彼女はいつもそのようなことを言っている。僕は車の中で静かに聞いていた。彼女は何度も車の中で僕に手を出してきたから、僕は彼女を触ってさえもいない。真実ではない彼女が口にしている本当にたくさんのことがある」
そして、アントニーは最後に「僕は弁護士と連絡を取ることになるし、彼らはすべての件に対しての調査を行うことになるはずだ」と語った。
