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北朝鮮への罰金額は約167万円…日本代表戦の開催頓挫にFIFAが処分発表

国際サッカー連盟(FIFA)は4月2日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第4節の北朝鮮代表vs日本代表の中止を受け、北朝鮮サッカー協会への処分内容を発表した。

3月21日に北朝鮮代表とホームでアジア2次予選第3節を戦い、1-0で勝利した日本。続く26日に平壌でアウェー戦が行われる予定だったものの、直前の22日にアジアサッカー連盟(AFC)が開催中止を発表した。日本サッカー協会(JFA)は同試合が没収試合となり、3-0で日本の勝利扱いとなることを30日に発表している。

今回、FIFA規律委員会は、適用される規定に照らしてさまざまな事実関係を分析した結果、「この試合は没収試合とし、北朝鮮代表チームの3-0の負けとすることを決定した」と改めて報告。また、追加で「北朝鮮のサッカー協会は10,000スイスフラン(約167万円)の罰金支払いを命じられた」と明かしている。

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なお、3-0の勝利扱いとなった日本は、これで2次予選グループBで4連勝に。勝ち点を「12」まで伸ばしたことでグループ2位以上が確定し、最終予選進出を決めるとともに、2027年1月にサウジアラビアで開催されるアジアカップ2027の出場権を確保している。

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