うわ…、監督ってば親日家すぎ!
スティーブン・スピルバーグ監督といえば、常にチャレンジ精神を忘れず、新しいビジョン、新しい感性を世に送り出す娯楽の帝王。彼の代表作を言い出したらキリがありませんが、中でも「ジョーズ」や「ジュラシック・パーク」は映画の歴史を変えたほど。そんなスピルバーグ監督の若き日を捉えたドキュメンタリーが発見されました。なんと、我国、日本が作ったものなんですよ。
geektyrantが取り上げたのは、Indie Film Academyがアップロードした1983年公開の日本が作ったドキュメンタリー。映画翻訳の第一人者である戸田奈津子さんが通訳を担当しています。
本作が作られたのは、「レイダース」や「E.T.」の公開直後で、「トワイライトゾーン/超次元の体験」の撮影の真っ只中。若き日のスピルバーグ監督は、スタッフを家やオフィス、「トワイライトゾーン」の撮影現場にまで招待してくれています。
日本語を披露してくれたり、愛犬(チョンシーさん)を見せてくれたり、長編デビュー作の「激突!」を彷彿させるアーケードゲームをプレイしてみたり(このオーバーラップの演出は素晴らしい!)、人懐こい一面を見せる若き天才。
自宅にお邪魔したスタッフが目にしたのは、日本が誇るスター三船敏郎にプレゼントされた表札! 「読めないけど…」というスピルバーグ監督ですが、とっても嬉しそう。
監督の人間性に魅了されるだけでなく、「E.T.」の製作陣が語る舞台裏や製作秘話も楽しめる貴重な一本。お時間があるときに是非お楽しみください。
source: geektyrant
(中川真知子)