注意事項
上巻は帯なし
蔵書に適した美本です
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題名＝天皇機関説事件 上下巻 著者＝宮沢俊義 発行＝有斐閣 発行年＝昭和45年初版第2刷（各） (状態） はしがき より この本は1935年（昭和10年）の天皇機関説事件に関する当時の新聞記事そのほか戦前 および戦後に世に出た史料をならべ、それらとそれらにつけたわたしの簡単なコメントに、 その事件のなりゆきを語らせようとしたものである。 この本の中身は、1967年の暮れから1969年3月まで、法律雑誌「ジュリスト」に連載された。 こんど単行本にまとめるにあたっては、すこし変えたところがあるが、だいたいは、そのままである。 なまの史料がごたごた並んでいて、読みにくいのではないかと心配している。しかし、史料の部分は 適当に飛ばして、わたしのコメントだけを読んでもひととおり筋は通じると思う。もしそれもめんどうくさい ようだったら、最後の章だけでも、読んでいただければ、この重大な「事件」についてのわたしの考えが おわかりいただけると思う。 目次 より ＜上巻＞ 第1章 はじめに ・由来・史料について・天皇機関説事件とは 第2章 上杉・美濃部論争 ・機関説論争と星島本・上杉の第一弾・美濃部の反論・上杉の再批判・穂積八束大いに憂える ・市村光恵大いに怒る・なだめる浮田と織田・上杉世道人心を嘆く・下馬評・論争をかえりみて 第3章 「事件」はじまる ・「論」争と「事件」・帝人事件と尊氏問題・「謀反」と「反逆」・「学匪」 第4章 美濃部達吉の弁明 ・貴族院の品位・日本憲法の基本主義・権利か機能か・機関とは・天皇の権力は無制限ではない 第5章 好意と敵意 ・ジャーナリズム・徳富蘇峰毒づく・弱い美濃部勢 第6章 政教刷新の建議 ・機関説十字軍・三月八日の攻防戦・ハト派とタカ派・建議の決議・建議の論評 第7章 国体明徴の決議 ・衆議院でも・山本悌二郎怒る・山本悔いる・治安維持法委員会・決議・尾崎行雄の質問 第8章 背景 ・玉沢本・二つの国論・「原理日本」・国体擁護連合会・日本主義諸団体動く 第9章 政府と軍 ・苦心する政府・軍の立場・郷軍も動く・議会を終えて 第10章 行政処分 ・発禁・文部大臣の訓令・憲法学説の国定・役替え 第11章 司法処分 ・告発・美濃部の取調べ・検事局の意見・司法処分延びる 第12章 論壇 ・「革新論」・「維新」から・赤門の奥で 第13章 政友会の姿勢 ・声明文・国体明徴対策実行委員会・打算を超えて 第14章 国体明徴の実施 ・枢密院・国体研修・しごかれた教師 第15章 八・三声明 ・要望・起草・発表と首相談話・評判 第16章 攻撃つづく ・一段落？・タカ派の言い分・タカ派は動く・政友会の明徴委員も・日本精神講座 第17章 起訴猶予 ・検察当局の意向・美濃部の心境・起訴と内定・再び取調べ・処分決まる・美濃部の声明・機関説は犯罪 第18章 最後のやま ・司法処分への不満・軍の三ヵ条・法相の説明・実績報告・機関説信奉者の公職追放 ＜下巻＞ 第19章 １０・１５声明 ・矛をおさめて・矛をおさめない人々・再声明へ・文案を練る・新聞の意見・声明成る ・ウルトラ派の元老攻撃 第20章 大詰 ・事件静まる・郷軍の自重・国体明徴機関・嵐の前・ここまで来た国体明徴 第21章 告発始末 ・江藤の告発・聴取書・第二回取調べ・罪状についての両説・起訴ふくみから一転 ・奏上・玉沢本のコメント・そのほかの告発 第22章 暴力ざた ・美濃部に対して・一木に対して・神兵隊裁判 第23章 1935年を送って ・軍国主義の前進・金森・一木退く・二・二六事件・特別議会・広田内閣と憲法学説 ・「国体の本義」・狂信の選手 第24章 戦後の証言 ・史料ー戦前と戦後・原田熊雄・尾崎士郎・美濃部亮吉・木戸幸一・本庄繁・平沼騏一郎 ・深井英五・「プラウダ」 第25章 評価と解釈 ・戦後の論評・久野収・鶴見俊輔・中島健蔵・松尾尊兌・長谷川正安・中瀬寿一・家永三郎 ・和田洋一・柳瀬良幹 第26章 終章 ・機関説の意味・機関説プロパー・広義の機関説・両者の関連・俗流機関説・食いちがい ・機関説事件の意味・おわりに 付録 座談会 天皇機関説事件について （第1回～4回）・年表・索引 ＜上巻＞ ・函にうすいスレ、シミがあります。 ・ビニールカバーにヨレ、縁のヤブレがあります。 ・本文に線引き、書き込みは見当たりません。 ・巻頭巻末の遊び紙にヤケがあります。 ・使用感なくきれいです。 ＜下巻＞ ・函にうすいスレ、シミがあります。 ・帯にうすいスレ、色落ちがあります。 ・本文に線引き、書き込みは見当たりません。 ・巻頭巻末の遊び紙にヤケがあります。 ・使用感なくきれいです。 ・細かな見落としがあるかもしれませんが予めご了承ください。 ・中古品ですので、極端な美品をお求めの方は入札をご遠慮ください。 ・関連書籍出品中です。併せてご検討ください。 |
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・スマートレター・レターパックライト、プラスには事故・紛失時の補償がありません。予めご理解の上、自己責任でご指定ください。こちらでは補償の責は負いかねます。 ・ゆうパックの時間帯指定をご希望の際は落札後にご連絡ください。 ・原則、時間帯指定なしで発送します。 |
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| 商品名稱 : | 天皇機関説事件 上下巻 宮沢俊義 有斐閣・「ジュリスト」連載 美濃部達吉 日本憲法の基本主義 治安維持法 国体明徴 憲法学説 法学 美本 |
| 備註 ： | |
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