科学や技術、思想・芸術の分野に大きく貢献した方々に贈られる日本発の国際賞「京都賞」。2018年に思想・芸術部門において京都賞を受賞したジョーン・ジョナス氏の国内初の展覧会「Five Rooms For Kyoto: 1972–2019」が、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで2月2日(日)まで開催されています。

ジョナス氏は1936年ニューヨーク生まれ。1970年代初頭にパフォーマンスとビデオを融合した新しい表現形式の先駆者として活動し、80歳を超える現在もパフォーマンスとデジタルメディアとの関係を探求する芸術家として、世界中から高い評価と尊敬を集めています。

京都賞受賞記念 展覧会 ジョーン・ジョナス「Five Rooms For Kyoto: 1972–2019」
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本展では、アイスランドの作家ハルドル・ラクスネスの『極北の秘教』からインスパイアされた『Reanimation』をはじめ、5つのセクションでインスタレーションや映像作品を紹介し、ジョナス作品の重要なキーワードである「女性」「物語」「環境問題」を辿ります。現在、世界が目指している「サスティナブルな社会」。環境問題やジェンダー問題を乗り越えるための糸口を感じ取ることができるかもしれません。

ジョーン・ジョナス
「Five Rooms For Kyoto: 1972–2019」

会期/開催中〜2020年2日2日(日)
時間/
11時〜19時(入場無料/月曜日休館)
会場/
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 
京都府京都市中京区押油小路町238-1
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Joan Jonas
Getty Images
ジョーン・ジョナス氏。