宮本恒靖JFA専務理事らも参戦、「JFAユニクロサッカーキッズ」をベトナムで初開催

　日本サッカー協会（JFA）は、株式会社ユニクロの特別協賛の下、日・ベトナム外交関係樹立50周年を記念した「JFAユニクロサッカーキッズ」をベトナムで初開催。7月1日にホーチミンで、2日にハノイでそれぞれ行った。2003年にスタートした「JFAユニクロサッカーキッズ」が海外で開催されるのはシンガポール、ドイツに続き3か所目となる。「JFAユニクロサッカーキッズ」のキャプテンを務める元日本代表DFの内田篤人氏も参加し、「素晴らしい環境のなかで子供たちとたくさんサッカーができた」と語っている。

「JFAユニクロサッカーキッズ」は未就学児を対象とした誰でも楽しめるサッカーフェスティバルで、2003年の開始以降、全国で30万人を超える子供たちにサッカー・スポーツを楽しむ機会を提供。2023年度は全国14か所での開催を予定しており、今回はJFAとパートナーシップ協定を結ぶベトナムサッカー連盟の協力の下、両国のサッカーを通じた国際交流を図った。

　在ベトナムの子供たちが集まり、ホーチミンとハノイで合わせて240名（各120名）が参加。3歳から6歳までの子供たちが6対6のミニゲームを実施し、内田氏は両日参加で子供たちとのゲームにフル参戦した。内田氏は「『JFAユニクロサッカーキッズ』を通して、日本だけではなく、世界の子供たちにサッカーをすることや、身体を動かすことの喜び、楽しさを伝えることができていれば嬉しく思います。暑かったですが、素晴らしい環境のなかで子供たちとたくさんサッカーができたので、僕自身もとても楽しむことができました」と語っている。

　また元日本代表DFの宮本恒靖JFA専務理事はハノイ会場で参加した一方、元ベトナム代表選手もスペシャルゲストとして登場。ハノイ会場にはファム・タイン・ルオン氏、ホーチミン会場にはグエン・ベト・タン氏が参加して盛り上がりを見せ、今回のイベントは、日・ベトナム外交関係樹立50周年事業に認定された。