20日夜スタートの木10ドラマ、「この素晴らしき世界」。
主演の若村麻由美さん(56)と木村佳乃さん(47)に話を聞いた。

若村さんが演じるのは、平凡な主婦だった妙子。
ある日、突然芸能界で活躍する大女優を演じなければならなくなり、主婦と女優の二重生活を送ることになる、というコメディードラマ。

木村佳乃さんは、事務所の社長を演じる。

今回が初共演となる2人に話を聞いた。

若村麻由美さん「こんなに返事のいい女優さん見たの初めてで。すごいですよ。スタッフさんがスタッフさんに指示してる時も、(木村さんが)『はい!』って。自分のことじゃないと思ってるスタッフさんが黙ってて、『お前、返事しろ!』とか言われながら、佳乃さんがそれに『はい! はい!』とずっと言ってて」

一方、テキパキと家事をこなす主婦を演じる若村さんだが、こんな苦労が...。

若村さん「わたし、実はものすごく不器用なんですよ」

木村佳乃さん「そうなんですね! ね! 意外ですよね! なんでもお出来になるのかと思ったら、(撮影で)1回、おみそ汁が、具が2個くらいしか入ってない時があって、おかしくて。『いただきます』って言ったら、お豆腐が2個くらいしか入ってない...」

若村さん「『もう間に合わない!』って思って、『まぁいいや(具が)入ってれば!』と思って」

木村さん「急いだんだろうなと思って」

ドラマのテーマは、二重生活。
女優ではない普段の様子を聞いてみると...。

木村さん「普段の格好は見せられないですね。もうヤバイですよ。短パンに袖なしみたいな格好で、必死になって、子どもをどこかに送ったり、ヒドイです。走って家事してるの! 汗だくになって。時間がないんですもん! 常に『早くしろ! 早くしろ!』って、子どもせかして。現場に来ると、『あ~よかった』と思って」

遠藤玲子キャスター「逆にそこで、ちょっと一息...。若村さんのプライベートは?」

若村さん「ぼーっとしてます」

木村さん「かわいい!! ぼーっとしてる!?」

遠藤キャスター「お2人“真逆”ですね」

若村さん「役はテキパキしてるものが多いから、いつもすっごく大変」

木村さん「“ギャップ萌え”ですね! これは!」

ドラマでも、若村さんが見せるギャップに注目。

若村さん「家庭の部分があり、業界の部分のドラマもあり、大ベテラン勢の演技合戦も見どころです。楽しみにしてください」