HoYoverseより2023年4月26日（火）に正式サービスを開始する『崩壊：スターレイル』（以下、『スターレイル』）。対応機種はスマートフォン（iOS/Android）、PC（Epic Gamesストア）、プレイステーション5、プレイステーション4。なお、プレイステーション版のリリース日については、後日発表の予定だ。また、各プラットフォームではデータの共有が可能となっている。
プレイヤーは“星核”が体内に埋められた若者。個性豊かな仲間たちとともに“星穹列車”に乗って銀河中を冒険しながら星核に苦しむ惑星の人々をさまざまな形で助けていく。壮大なスペースファンタジーRPGで、戦略やパーティ編成が重要となるターン制のバトルシステムを採用しているのが、大きな特徴だ。
本記事では、そんな『スターレイル』に登場する各キャラクターの特徴をまとめて紹介。これを参考にして育成するキャラクターやパーティ編成を考えてみよう！
本作の特徴やゲームシステムについては、“ファイナルβテストレビュー”を見てほしい。
※一部のキャラクター性能はベータ版を参照しており、正式版と内容が異なる場合があります。
星穹列車所属のキャラクター
主人公（声：榎木淳弥/石川由依）
プレイヤーの分身となる本作の主人公で、災の種“星核”が体内に埋め込まれた謎の若者。自身の過去については何も覚えていないが、なぜか星核と交信する力を持つ。体内の星核の謎をさぐるため、星穹列車の乗客となり、開拓の旅に出る。ゲームの開始時に性別の選択が可能。
初期の主人公は物理と壊滅だが、ストーリーを進めることで炎と存護への切り換えが可能。編成に応じて役割を変えられる唯一無二のオールランダーキャラクターだ。またメインクエストで挑む特定のボス戦では、パーティに主人公を編成しなければならないという制約もあるため、育成しておいて損はない。
三月なのか（声：小倉唯）
いつも前向きでお茶目な女の子。写真撮影など、同い年の少女が興味を持つような物事すべてに“執着”している。自分についてのあらゆる記憶を失っており、“三月なのか”という名前は、自分が生まれ変わった日から取っている。
指定した味方にバリアを付与する戦闘スキルや、敵全体に氷属性ダメージを与えて凍結のチャンスを作る必殺技が強力。ゲーム開始時に加入するため、序盤から何かとプレイヤーを助けてくれる存在と言える。
丹恒（声：伊東健人）
自身が築き上げたすべての過去から抜け出すために、星穹列車に乗車した無口な青年。開拓の旅では護衛役を担っており、“撃雲”という名の長槍で主人公らとともに戦う。
最序盤のチュートリアル中に加入する★4キャラクターで、トップクラスの単体攻撃能力を有するアタッカー。“跳躍”（ガチャ）でアタッカー系のキャラクターがなかなか手に入らない場合は、とりあえず丹恒を育てておこう。戦闘スキルの会心時に発生する、敵の速度を低下させる効果もかなり優秀だ。
姫子（声：田中理恵）
高い知性と戦闘能力を備えた、チャレンジ精神に溢れる科学者。星核に苦しむ星や人々を救うために、ヴェルト、なのか、丹恒らとともに星穹列車で銀河を巡っている。
戦闘スキルは敵単体および隣接する敵に、必殺技は敵全体に効果範囲がある、使い勝手のいい範囲攻撃を持つ。また必殺技で敵を倒すと姫子のEPが回復するため、短いターン数で再び必殺技を放てることも。
ヴェルト・ヨウ（声：細谷佳正）
旅の経験が豊富で、その博識さも仲間から慕われている男性。じつは異なる世界からやってきた異邦人。“世界”の名を受け継ぎ、幾度も世界を滅亡の危機から救った過去を持つ。
敵の行動速度を低下させる戦闘スキルと必殺技を持つデバッファー。敵よりも素早く動ける機会が増えるため、幅広い立ち回りが可能となる。
宇宙ステーション「ヘルタ」所属のキャラクター
ヘルタ（声：山崎はるか）
天才クラブに所属する、宇宙ステーション「ヘルタ」の主人。遠隔操作人形を介して人と接する。高いIQを持つ反面、自身が興味を持ったことしかやらず、いったん興味を失うとすぐに離れてしまうという悪い一面も。
全体攻撃の戦闘スキルと必殺技を持つキャラクター。味方の攻撃で敵のHPが50％以下になると、ヘルタが敵全体に自動追撃を行うという天賦も大きな魅力で、ザコ敵のせん滅力がグッと高まる。なお、ヘルタは常設コンテンツ“模擬宇宙”のクリアー報酬で獲得可能だ。
アーラン（声：白石涼子）
宇宙ステーション「ヘルタ」の口下手な防衛課責任者。研究の知識はないが、スタッフたちがそれぞれの研究を成し遂げられるように、彼らを守ることに命を懸けている。また小動物“ペペ”を抱っこしているときだけ、少年は警戒心を解いて滅多に見せない笑みを浮かべる。
自身のHPを消費しながら、敵単体を攻撃する自傷効果のある戦闘スキルが特徴的。天賦の効果でアーランの失ったHPに応じて、彼の攻撃に追加ダメージが発生する。大ダメージを狙いやすい反面、低HPで戦闘不能になる機会も増えるため、回復やバリアによるサポートを用意しておきたい。
アスター（声：赤崎千夏）
※崎の字の大は立。
宇宙ステーション「ヘルタ」の所長を務める、好奇心旺盛で元気いっぱいな少女。スタッフの管理や博識学会への対応など、膨大な業務をヘルタに代わって処理している。
2ターンのあいだ、味方全体の速度を大幅に高める必殺技がとくに優秀。敵への速度低下や凍結など、状態異常デバフと組み合わせて使えば、敵に反撃の機会を与えずにせん滅することも可能だ。
星核ハンター所属のキャラクター
カフカ（声：伊藤静）
星核ハンターのトップであり、創設者のエリオがもっとも信頼する優雅で冷酷な殺し屋。趣味はコートを集めること。主人公を呼び覚まし、その体内に星核を埋め込んだ。同時に主人公に暗示をかけ、彼を列車に乗り込ませた。
敵を感電状態にして、さらなるダメージを与える感電特化型のアタッカー。感電状態限定で発動する、雷属性持続ダメージはカフカの攻撃力に応じて強化されるので、遺物などを使って攻撃力を底上げしておくといい。
銀狼（声：阿澄佳奈）
宇宙をひとつのゲームと見なしている凄腕ハッカー。どんなに堅牢なシステムも銀狼の手にかかれば赤子の腕をひねるようなもの。かつてヘルタと電子戦をくり広げた過去も。
3ターンのあいだ、相手の弱点属性にパーティーメンバーの属性を埋め込むという唯一無二のデバフ系戦闘スキルを持つ。これを活用すれば、相手の弱点属性を気にせずに、自慢の高火力アタッカーでつねに大ダメージを狙うゴリ押しプレイが可能。また敵の攻撃力、防御力、速度を低下させる天賦も使いやすい。
刃（声：三木眞一郎）
鋭い目つきが特徴の星核ハンター。ひびが入った古びた刀身を使って戦う。現在は羅浮でとある容疑を掛けられ、拘束されている。羅浮の将軍“景元”とは因縁があるようだ。
自身のHPを失う代わりに行動順、与ダメージ、通常攻撃を大幅に強化できる自傷型のアタッカー。必殺技にHPを回復する効果が内蔵されているものの、敵の集中攻撃を受けるとあっという間に戦闘不能に陥るため、ヒーラーなどのサポートは必須だ。
ベロブルグ所属のキャラクター
ブローニャ（声：阿澄佳奈）
ヤリーロ-VIにある都市・ベロブルグの“大守護者”の継承者で、若く有能な“シルバーメイン”のリーダー。下層部の劣悪な状況を目の当たりにし、統治者である母からの教えに疑問を抱くようになる。ゼーレと出会ったことで、上層部も、下層部も、平等に生きるべきという思いが芽生える。
味方のデバフ解除、行動順強化、与ダメージ増加、味方全体の攻撃力上昇など、ひとりであらゆるバフを掛けられる優秀なバッファー。天賦によってブローニャ自身の行動順を早められるため、敵の攻撃を受ける前に仲間にバフを付与できるのも大きい。
ゼーレ（声：中原麻衣）
下層部の治安維持を目的とした組織“地炎”のメンバー。上層部の人間に対して強い嫌悪感を抱いていたが、ブローニャとの出会いをきっかけに考えを少しずつ変えていく。
自身の速度強化や、敵撃破時に自身に再行動の機会を付与する“増幅状態”など、速度と行動回数にまつわる能力を持つアタッカー。増幅状態中はゼーレの与ダメージが増加し、敵を撃破するチャンスが増える。連続で再行動し、敵をひとりでまとめてせん滅することも可能だ。
セーバル（声：愛美）
ランドゥー家の長女。家柄に縛られず自由に生きるのがモットー。現統治者カカリアのかつての親友でもある。現在は機械工としてからくり工房“パーペチュアル”を経営している。
敵の感電状態を延長する必殺技が強力な感電型のアタッカー。同じく感電でダメージを伸ばすカフカと組み合わせることで、相手を感電漬けにして戦いを有利に進められる。
ナターシャ（声：内山夕実）
下層部の街“ボルダータウン”で最後の医療施設を運営している医師。日夜、患者の治療を行っているが、医療器具や医薬品が日に日に枯渇していくことに頭を悩ませている。
ナターシャはベロブルグのメインストーリーを進めることで獲得できるキャラクターで、単体回復の戦闘スキルと全体回復の必殺技を持つ万能ヒーラー。回復量は自身のHPに応じてアップするので、遺物や光円錐でHPを上げておくといい。
ジェパード（声：古川慎）
高貴で実直なシルバーメインの戍衛官。ベロブルグに住む人々の日常を守るために危険な任務もいとわない。自由に生きる姉セーバルとは対照的に、高貴な家柄を誇りに思っている。
味方全体にバリアを付与する必殺技が使いやすく、彼がいればメンバーの被ダメージを大幅に抑えられる。また戦闘スキルで相手を凍結状態にして、一時的に行動を封じられるのもありがたい。
サンポ（声：平川大輔）
利益の臭いの嗅ぎつける口達者な商人かなりうさん臭い雰囲気だが、彼が持つ圧倒的な量の情報は人々を魅了する価値がある。ときには地炎の活動を手伝うことも。
必殺技に敵の被持続ダメージを強化するというデバフ効果が付与されている。風化、感電、燃焼など、持続ダメージを軸にする戦闘スタイルとかなり相性がいい。
ペラ（声：諸星すみれ）
優秀な頭脳を持ち、若くしてシルバーメインの情報官に就任した少女。彼女の仕事はつねに綿密。部隊の動きや物資の分配など、任務に関するあらゆる情報を完璧に把握している。
味方へのダメージ軽減や敵の防御力低下など、被ダメージと与ダメージに関するデバフを得意とするキャラクター。戦闘開始時に敵全体の防御力を低下させられる秘技も持っており、強敵との戦闘にも役立つ。
フック（声：徳井青空）
子どもで構成された冒険集団“モグラ党”のボスで、“ドスクロのフック様”を自称する少女。子ども扱いされるのが大嫌いで、大人に頼らずに生きていけると思っている。
必殺技で戦闘スキルを強化し、ダメージを伸ばす炎属性のアタッカー。燃焼状態中の敵を攻撃すると追加でEPが回復するので、必殺技を発動しやすくなる。姫子など、ほかの炎属性キャラクターと組み合わせて敵の燃焼状態を維持して安定したEP回復を狙うのもありだ。
クラーラ（声：日高里菜）
高性能ロボット“スヴァローグ”に育てられた少女。臆病な性格だが、特殊な環境で育ったためか、年齢にそぐわない観察眼や頑固さを持ち、世界の平和を望んでいる。
天賦の効果によって被ダメージが減少。さらにクラーラを攻撃した相手にスヴァローグがカウンター攻撃を行う。また必殺技には追加の被ダメージ減少効果やクラーラが狙われやすくなるなど、敵の攻撃を一手に受けつつ、カウンターでダメージを稼ぐというタンク兼アタッカーような立ち回りも可能。
仙舟・羅浮所属のキャラクター
景元（声：小野大輔）
羅浮の将軍。気だるそうな外見とは裏腹に、思慮深く万事において工夫を凝らす智略家でもある。しかし、なまけ者のように見えるせいで、他者からは“無眼将軍”と呼ばれている。
“神君”と呼ばれる獣を召喚し、それを駆使して戦う。戦闘スキルや必殺技は相手にダメージを与えつつ、神君を強化する効果が付与されており、いかに神君を強化しながら戦うかがキモとなる。なお、景元が戦闘不能になると神君は消えてしまう。
羅刹（声：石田彰）
大きな棺を背負っている、容姿端麗な金髪の青年。天外の行商人だが、高い医療能力を有する。貿易のために羅浮を訪れるが、星核が原因で発生した危機に巻き込まれてしまう。
戦闘スキルによる単体回復に加え、天賦で発動する“白花の刻”による自動回復など、高い治癒能力を有するヒーラー。条件を満たすことで味方の攻撃者を回復できるため、刃やアーランなど、攻撃時に自身のHPを失うタイプのキャラクターと相性がいい。
素裳（声：福圓美里）
羅浮の部隊“雲騎軍”に所属する新人。自身の名を響かせられるような人物になるのが夢で、“頼まれたら必ず応じる、日に三度は我が身を省みる”という信条を守っている。
戦闘スキルと必殺技で発動する“剣勢”による追加攻撃でダメージを伸ばしていく。敵の弱点撃破時に自身の速度を上昇させる天賦によって、敵が復帰する前に相手のHPを削りきるという立ち回りも可能だ。
青雀（声：伊達朱里紗）
仙舟の情報データを推断し解析する部門“太卜司”に属する卜者（占い師）。仕事の絶えない太卜司でラクするために、“仕事をサボることを絶対にサボらない”ようにしている。
パーティーメンバーの行動時に得られる“美玉牌”を消費して攻撃や自身の強化を行う、リソース管理型のアタッカー。美玉牌の獲得機会は多いものの闇雲に使うと枯渇し、思うように立ち回れないこともあるため、SP（スキルポイント）のようなリソース管理が求められる。
停雲（声：高田憂希）
天舶司商団“鳴火”の主席代表を務める八方美人な狐族。生まれつき弁が立ち、それを武器にさまざまな取引を成立させてきた。“できるだけ戦闘を避け、できるだけ口で説得する”、これが停雲のルールである。
味方の戦闘能力を大幅に強化できるバッファー。戦闘スキルには対象の攻撃力を上昇させる効果、必殺技には対象のEPを50回復し、与ダメージを増加させる効果がある。いずれも味方単体への効果となるので、メインアタッカーに絞って使うといい。
彦卿（声：井上麻里奈）
意気揚々とした性格で剣に生き、剣に溺れる少年。雲騎軍では驍衛を務める。その腕前はかなりのもので、あまりの強さから“千舟・羅浮最強の剣士”と称されている。
戦闘スキルで自身に“智剣連心”と呼ばれるバフを付与し、それを軸にダメージを稼いでいく。必殺技や智剣連心には会心率と会心ダメージを強化する効果があり、運がよければ会心による大ダメージが狙える。遺物などで会心系のステータスを強化し、さらにダメージを伸ばすのもひとつの手だ。
白露（声：加藤英美里）
持明族の“啣薬の龍女”であり、腕利きの明るく元気な医者。誰もが認める名医だが、人が苦しむ姿を見ていられない。そのため、治療のときは決まって目をつむってしまう。
味方への単体回復と全体回復が可能な本作トップクラスのヒーラー。必殺技で付与できる“生々”のバフは戦闘不能になった味方を蘇生し、回復する唯一無二の効果を持つ。なお、生々による蘇生効果は1度の戦闘で1回だけしか発動できないので注意が必要だ。
符玄（声：伊藤美来）
自信に溢れた知者で、太卜司の長を務める。第三の目と窮観の陣を用いて仙舟の航路を占い、物事の吉兆を予見する力を持つ。自身の行いすべてが最善策と信じている。
