ValveのポータブルゲーミングPC“Steam Deck”の日本発売が決定。Komodoが日本及びアジア地域での代理店として予約受付を開始した。

 価格はベースモデルとなる64GBモデルが59800円、256GBモデルが79800円、最上位の512GBモデルが99800円。初回分は2022年の年末に出荷予定とのこと。

 なお、ファミ通.comでは、海外在住のライターが購入した256GBモデルの詳細なリポートやValve本社の取材記事を掲載しているので、こちもチェックしてほしい。

“Steam Deck”予約販売ページ
Steam Deckの日本発売が決定。予約受付も開始され、初回分は2022年の年末に出荷予定。価格は64GBモデルが59800円、256GBモデルが79800円、最上位の512GBモデルが99800円

以下、リリースを引用

VALVEがKOMODOと提携し、アジアでSTEAM DECKを提供開始。世界最強の携帯ゲーム機をBitSummitと東京ゲームショウで発表

 Valve Corporationと株式会社Komodoは本日、Valveが北米と欧州で販売しているポータブルゲーム端末、「Steam Deck」をアジア地域で提供する計画を明らかにしました。初回分は、日本、韓国、香港、台湾で2022年の年末に出荷される予定で、オンライン予約は本日より、https://steamdeck.komodo.jpで受け付けています。

 Valveの代表取締役社長兼CEOであるゲイブ・ニューウェルは、「私たちは日本、韓国、香港や台湾のゲーマー達が、「Steam Deck」の性能とデザインにより、皆様が知っているゲームや好きなゲームをプレイするための最高な方法だと納得していただけることを願っています」と述べています。

 出荷は日本から開始され、その後数週間以内に韓国、香港、台湾のお客様にもお届けする予定です。本格的なPCでもあり、数百タイトルのシングル・マルチプレイヤーゲームに対応する世界最強の携帯ゲーム機である「Steam Deck」は本年2月に北米と欧州の一部で発売され、絶賛を博しました。

 Komodoは、リッキー・ウーイとモモセ・ジャック・レオンの共同設立で、株式会社Degicaのゲーム部門が独立した新会社として設立され、VRシステムの「Valve Index」を販売するなど、長年のゲームパブリッシングの経験を活かしています。ウーイはValveにおいて、アジアでの急成長期にSteamの事業開発を主導した経験があり、モモセはデジカの創業者でもあり、パブリッシャーとして、またSteamの地域決済サービスを提供するなど、長年にわたってValveと連携しています。

 Valveのグレッグ・クーマー氏は次のように述べています。「我々は、Komodoと協力して「Steam Deck」をアジアに展開することに非常に興奮しています。Komodoのチームとは何年も一緒に仕事をしてきており、彼らがお客様を非常に満足させる手助けをしてくれると、高い信頼を寄せています。」

 Komodoは、今回のValveとの「Steam Deck」の配信以外にも、Steam向けのゲームの開発・パブリッシングを行っており、今週末に京都で開催されるBitSummit および9月の東京ゲームショウで、「Steam Deck」での初の自社制作作品を公開する予定です。

 KomodoのCEOであるリッキー・ウーイは、「アジアのゲーマーにSteam Deckを提供できることを大変光栄に思っていますし、今週末の京都と来月の東京ゲームショウで「Steam Deck」、そして初の自社開発ゲームを紹介することを楽しみにしています」と述べています。

 「Steam Deck」は、AAAタイトルなど世界的に有名なゲームをはじめ、世界中のゲーマーに親しまれている数千ものゲームが動作するパワフルな携帯ゲーム機です。使いやすさ、人間工学、快適さを追求し、それぞれのゲーマーのプレイスタイルに合わせたカスタマイズも可能です。

 「Steam Deck」は、今年後半に以下の価格でアジア地域に出荷される予定です。

  • 日本:¥59,800
  • 台湾:NT$13,380
  • 香港:HK$3,288
  • 韓国:₩589,000

     アジア地域での「Steam Deck」のご予約は、https://steamdeck.komodo.jpでお受けしています。