『マブラヴ オルタネイティヴ』の正統続編となる『マブラヴ インテグレート』の最新情報が、本日2月21日(金)に配信されたアージュの公式生放送番組“Still Breathing”第16回で発表された。
香月夕呼が描かれたイメージボードの詳細が判明
番組では、原作者・吉宗鋼紀氏が20周年記念イベントで公開したイメージボードの6枚目について解説した。
第16回で詳細が公開されたのは、『マブラヴ』シリーズの重要人物“香月夕呼”が描かれたイメージボード。とても正常とは言えない状態で監禁されていると思われる内容で、アージュ20周年イベントで公開された際にはファンを驚かせた。時系列としては10周年記念PVで聴くことができる不穏なナレーションの後だと思われるが、はたして?
以下で、吉宗氏による解説の注目ポイントを抜粋してお届けする。
【注目ポイント】
- 見下ろしの画角は弱い立場の人やものを表す。さらに斜めの角度で不安感を持たせるている。
- 曇天の工業地帯のイメージボードと壁の色が同じ。また、斜めアングルの曇天の工業地帯とは逆の角度になっている。
- 地面が過去、上が未来という記号もある。未来がほの暗いことを表している。
- 過去が輝いている。昔のほうがマシだったことへの暗喩。
- 過去にあたる地面が格子状になっていることにも意味がある。人類や組織の分断んどを表しているのか?
- 工業地帯のイメージボードの中央にはハイヴが存在し、今回の絵の中央には夕呼が配置されている。意図的なレイアウトのオーバーラップと画角の反転にも意味がある。
- 床に転がるミーシャ(イーニァが持っていたもの)とうさぎのぬいぐるみ(社霞が持っていたもの)
- 酸化した血が付着した患者着を着ている夕呼。時間が経過しているにも関わらず、着替えていないことがわかる。
- 髪は後ろで結んでおり、長くなっている。年月の経過を表現している。
- 腕にはあざが。点滴痕だと思われる。
- 意思を感じさせない瞳や姿勢だが、うさぎのぬいぐるみだけはしっかり持っている。何かの意思を感じさせる。
- 首に何かの装置。この時代であれば体内に爆弾を設置できるが、首に着けている理由は他にも機能があるか、何かを思わせたいか。
- 固定されていない椅子が放置されている。これだけの道具があれば首も吊れるはずだが、夕呼にその心配はないと思われているようだ。
- ヒントは10周年記念PV。イーニァたちが国連軍の制服を着て海を見ている状況とも関係があると思われる。
※本画像はあくまでイメージボード。内部スタッフ向けに世界観や描きたいものを共有するためのものであるため、実際にこのシーンがゲームに出てくるかは不明。
番組のアーカイブは以下からチェックしてほしい。