BSラジオからバービーがお送りする「週末ノオト」(毎週土曜13:00-14:55)毎月4週目のパートナーは高畑百合子アナウンサー。今回が産休前、最後の出演となりました。

高畑百合子「”セミ”について考えてみた」

アナウンサーコラム「〇〇について考えてみた」。今回は「セミ」について。
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きっかけは、東京オリンピック・パラリンピックのテレビ中継で聞こえてくる「セミの鳴き声」・・・高畑:テレビ中継(でオリンピック・パラリンピック)を見ていると、いつもだったら歓声で色んな音がかき消される。例えば野球の予選が福島県の県営あづま球場で行われたり、あとテニスとかゴルフとか、そういう静寂がけっこうあるスポーツ、そういうもので歓声も何一つない中だったので「セミの声」が私はすごく気になったんですよ。中継を観ていて。バービー:へぇー!気がつかなかったです!高畑:それが、バービーさん気が付かなかったかもしれないんですけど、世界の方、やっぱり気になったみたいなんですよね。日本では夏の風物詩ですが、外国の方の中には、「なんの音だ?」「金属の板を歯の奥で砕いてる音なの?」「日本のテクノロジーであの音を取り除けないのか!」と、思う人もいるそうです。
何故ならセミが生息していない国もあるから!
高畑百合子「セミ」について考えてみた/ゲストは一般社団法人センターポール代表 田中時宗
コラムとして取り上げてますけど、実はセミが大嫌いな高畑百合子さん。なぜ嫌いかというと、セミに襲われた事があるから!経験された方も多いと思いますが、「死んじゃったのか」と思って、セミをちょっとつついたら、めちゃくちゃ暴れて襲撃されるという現象、通称「セミファイナル」。高畑:ベランダの外にセミが転がっていたので、私嫌いだから棒で突きたくて…ちょんちょんって向こうにやりたくて突くじゃないですか。そしたらもう…「ジジジジジジジジジジぃぃぃ!!」って言って…さっきまでひっくり返って倒れてたのに、こっちに向かって飛んできて、狭い部屋の中に入ってもう…「地震・・セミ」くらい嫌いなんですよ!バービー:(笑)
高畑百合子「セミ」について考えてみた/ゲストは一般社団法人センターポール代表 田中時宗
その経験が怖すぎて、8月はセミに怯えながら過ごしている高畑さんですが、それでも「かわいい所を探したい!」と、セミに関する本を3冊も買って、お勉強しようとしたものの、本の写真がリアルすぎて本が触れない…!そんな高畑さんが見つけた「セミのかわいい所ベスト3」がこちら。1.鳴くのはオスだけ ⇒ メスに求愛をしている!2.尿漏れする ⇒ 飛び立つ動作でおしっこする筋肉が動いちゃう3.土の中で4回お着換えする ⇒ 着替えるごとに違う特徴がある!しかし、いろいろ頑張って調べたけど、結局、「怖い」という気持ちはなくならず…。苦手を克服したくてコラムに選んだけど、ダメでした!
高畑百合子「セミ」について考えてみた/ゲストは一般社団法人センターポール代表 田中時宗

2時台は一般社団法人センターポール代表理事・田中時宗さん

この日のゲストは、パラスポーツの普及活動や、パラアスリートのマネジメントを行っている一般社団法人センターポールの代表理事、田中時宗さん。
高畑百合子「セミ」について考えてみた/ゲストは一般社団法人センターポール代表 田中時宗
もともと、マイナースポーツのアスリートの支援を行っていた田中さんですが、あるパラアスリートとの出会いをきっかけに、パラスポーツを支援するようになったんだとか。そのパラアスリートというのが、高畑さんの旦那さんでもある、堀江航さん!
高畑百合子「セミ」について考えてみた/ゲストは一般社団法人センターポール代表 田中時宗
当時の田中さんは、パラスポーツの知識もなく、障がいを持つ方のイメージも、健常者の手助けがいろいろと必要、というものだったそうですが、左脚が義足の堀江選手と出会いにより、その考えが一変!どんな方なのかというと・・・バービー:いろんなパラスポーツをやられてるんですよね?堀江選手は。田中:車いすバスケがもともとで、そこからアイスホッケーでパラリンピックに出て、車いすソフトボールもやって、あとブラジリアン柔術。格闘技なんですけど、相手の首を絞めたりとか関節技を極める種目なんですけど、それはパラだけのカテゴリーだけじゃなく、堀江さんは健常者の試合に出て優勝しちゃうほど、めちゃくちゃ強くてですね・・・。高畑:(笑) 毎日練習行ってますね。バービー:凄い!いや、高畑さんがトップギアで生きてるから、どんなパートナーなのかな?って思ってたけど、堀江さんもトップギアで生きてる方なんですね。
高畑:はい、騒がしい家庭なんです。田中&バービー:(笑)
高畑百合子「セミ」について考えてみた/ゲストは一般社団法人センターポール代表 田中時宗
堀江さんとの出会いをきっかけに、2015年、「センターポール」を設立。選手のマネジメントだけでなく、パラスポーツの学校交流授業や企業研修など、障がいへの理解を深める様々な活動をされています。バービー:こうやって社会活動をすごいされてますけど、実際、社会の変化というか感じますか?田中:はい、もう現場で比較的僕たちは近いところで動いてるので、その変化っていうのも、子供たち、学校の先生、あとはお付き合いさせていただいてる企業のみなさまの変化も感じているですけど、ただ一方で、まだまだ限られたコミュニティでもあるので、これを広げていくって言ったところを、僕たち含めて、パラ業界の方は頑張って行かなきゃ根付いていかないんじゃないのかなって、思ってますね。課題ですね。高畑:何が足りないですかね?パラアスリートの受け皿としての社会に。
田中:基本は、障がいを持ってる方も健常者の方も、お互いの理解が必要だなと思っているので、一方じゃダメだと思うんですよね。よくこういった話をする時に、健常者だけで話し合って主導して進めるんじゃなくて、障がいを持った方もしっかり声を出して貰って、それが通るか通らないかは別として、しっかりとS.O.Sや要望を出していくことで、議論が生まれて、接点が生まれて、っていう事になっていくんじゃないかと思っています。
高畑百合子「セミ」について考えてみた/ゲストは一般社団法人センターポール代表 田中時宗
今回が産休前最後の出演となった高畑さん。来月から4週目のパートナーは、山内あゆアナウンサーが担当しますので、こちらもお楽しみに!!
高畑百合子「セミ」について考えてみた/ゲストは一般社団法人センターポール代表 田中時宗
しばらくお別れということで、餞別として、バービーさんからは天然だしを、スタッフからはキウイとレモンの苗をプレゼント!高畑さん、8か月間、お疲れさまでした!