シント・トロイデン(STVV)は23日、アラベスからFW原大智を期限付き移籍で獲得したことを発表した。

 現在22歳の原は、FC東京の育成組織出身で2018年にトップチーム昇格を果たすと、同クラブで公式戦通算109試合に出場し31ゴールの成績を記録。
2021年2月には、NKイストラ1961(クロアチア1部)に完全移籍で加入して欧州移籍を果たすと、公式戦18試合で8ゴール3アシストの成績を残した。

 そして原は今夏、ラ・リーガのアラベスへ完全移籍。リーグ開幕節のレアル・マドリード戦ではさっそくベンチ入りを果たしたものの、MF久保建英との直接対決が期待された第2節のマジョルカ戦では招集メンバーを外れていた。

 原はベルギーでの新たな挑戦に際し、このような言葉で飛躍を誓っている。

「STVVに加入することになりました、原大智です。たくさんゴールを決めて、チームを勝たせるFWとなり、この1年で更に成長したストライカーになりたいです」

 なお、シント・トロイデンにはすでにGKシュミット・ダニエルやDF橋岡大樹、FW鈴木優磨、さらに先日加入が発表されたFW林大地などが所属し、原はチーム7人目の日本人選手となった。