グラビアデビューから7年、小島瑠璃子が語る本音の"グラビア"...の画像はこちら >>

今年も"こじるりの夏"がやって来た――。夏真っ盛りの週刊プレイボーイ36号(8月20発売)の表紙を飾ってくれたのは、こじるりこと小島瑠璃子。

2012年に週プレのグラビアに登場。その後、バラエティに引っ張りだこで多忙を極めるなか、今なおグラビア界の第一線でも活躍し続けている彼女の、グラビアにかける思いが明らかに!

■好きでやってるからすごく楽しいんです

――グラビアデビューしてから今年で7年目になります。

小島 7年たってもこうして表紙にしていただけて、本当にありがたい限りです。

――いえいえ、むしろこれだけバラエティなどで活躍されているのに、いまだにグラビアをやってくれていること自体、こちらのほうこそ本当にありがたい限りですよ!

小島 実は最近、いろんな人にびっくりされるんですよね。「グラビアやってるの!?」とか「グラビアまだやるの?」って。でも、私的には毎年当たり前のようにやってきたことだし、好きでやってることだからすごく楽しいんですよ、グラビア。

――グラビアが楽しいのは、始めた頃からですか?

小島 さすがに最初は「どうするのが正解なんだろう」っていう気持ちもあったけど、それでも海外や沖縄へ行って、撮影中にその場所できれいな景色を見られたりするだけで楽しかったです。水面が写るようにしないと水がないように見えるくらい透明度が高い海とか。そういう場所をスタッフさんと一緒に見つけて、「ここで撮ろうよ!」ってきゃっきゃするのが楽しくて。"インスタ映え"なんて言葉がはやるよりもずっと前から、私はインスタ映えしそうな場所を探し続けてきましたよ、グラビアの撮影で(笑)。

――受け身ではなく、小島さん自身も能動的にグラビアの作品作りに参加するイメージでしょうか?

小島 そうですね。撮影チーム全員でいい写真を撮りにいこうっていう気持ちで、毎回グラビアの撮影に臨んでます。

――すごくいい心持ちですね。今までに行ったことのないこんな場所でグラビアの撮影をしてみたいとかは、あります?

小島 なんか、壮大な自然に囲まれた場所がいいなぁ。ジャングルとか! 近場で知ってるジャングル、ありません?

――すみません、ちょっと存じ上げないです(笑)。

小島 ですよね(笑)。肌も焼けてるし、野生的な感じで撮影したいです。イメージは、ケイティ・ペリーの『Roar』っていう曲のMVがぴったり。

緑だけじゃなくて川があったり、ゾウやライオンと戯れたり、バリエーションもたくさん撮れると思いますよ!

■旦那さんは家庭的な人がいい

―グラビアを始めた頃と比べて、内面的な部分は大人になったなって思います?

小島 思います、思います。もともと性格が「竹を割ったような」っていう言葉がぴったり合うくらい、何事も白黒はっきりさせないと気が済まないタイプだったんですよ。でも、場面によってはそうじゃなくて、もうちょっとここはふわっとさせておこうとか、そういう考え方ができるようになりました。

――周りを見られるようになったんですね。

小島 あとは、昔と比べるとだいぶ落ち着いたかなって。グラビア始めたての頃はキャピキャピしてましたもん(笑)。

海に着いたときに砂浜を走って行かなくなったとか、ちっちゃいことなんですけどね。

――そのほか、例えば恋愛観も大人になっていたり......?

小島 そこは中学生くらいのときから全然変わってない気がするなぁ。自分の中に占める恋愛の比重が極端に少ないんですよ、昔から。一生懸命恋愛したいタイプではなくって。でも、最近は私と年の近い方がどんどん結婚していってるので、そういう年齢かなとは思い始めました。

――結婚したいとは思わない?

小島 全然したいですよ! ずっと「いつか結婚したい」と思ってて、それがここ最近でようやく現実味を帯びてきた感じです。

でも、だからといって急いでロクでもないことにはなりたくないので、焦らず、子供好きでそこそこイケメンで優しい人が28、29歳くらいのときに現れたら最高だなって、ふわっと思ってます。

――そこそこイケメン(笑)。

小島 いや~、やっぱり「楽しい恋愛!」とか「カッコいい彼氏!」よりは、家庭的な人に旦那(だんな)さんになってほしいじゃないですか。だから、そこはもしかしたら成長したところかもしれませんね。

――昔は違ったんですか?

小島 前までは、イケメンで細身な人が理想でした!

――ストレート(笑)。28、29歳くらいのときは、まだグラビアをやっていますかね?

小島 気持ち的にはやっていたいです。

この私のグラビアの雰囲気のままで、違和感がないところまではやりたいと思ってて。今7年目で、少なくとも10周年までは続けたい。私って、"残っていく仕事"をあまりしてないんですよ。ドラマや映画みたいな演技の仕事と違って、バラエティは作品として残らないものが多いじゃないですか。そういう意味でグラビアは、私にとって数少ない"作品として残るもの"なので、大事にしたいんです。

――ひとまず、あと3年はこじるりさんのグラビアが見られるということで。

小島 あ! それなら、グラビア10周年記念をジャングルで撮りましょうよ! ドドンと!

★週刊プレイボーイ36号(8月20日発売)『表紙の美女 小島瑠璃子』より

取材・文/筒井優太 撮影/唐木貴央