女優の佐藤江梨子が1月31日、突如、自身のブログでデキちゃった結婚したことを明かした。

 佐藤は「本名が佐藤でなくなりました。

先日、兼ねてよりお付き合い、婚約させて頂いてた方と入籍させて頂きました」と結婚を報告するとともに、「私のお腹の中には新しい命が宿っております。旦那さんは45歳の一般の方で私も旦那も、子供が欲しくて欲しくて念願叶っての妊娠でした」などと喜びをつづった。

 各スポーツ紙によると、佐藤は結婚発表時点で妊娠4カ月。お相手は昨年2月に「フライデー」(講談社)で交際を報じられた190センチ近い長身の男性。その後、佐藤の元カレで歌舞伎俳優の市川海老蔵がブログで明らかにしたが、海老蔵のホームページを管理するスタッフの「ケンくん」だという。

 さらに詳しい男性の素性だが、「週刊文春」(文藝春秋/2月12日号)によると、サトエリとは2~3年前に仕事関係の会食で知り合い、意気投合。
父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフで、大学卒業後は父親と一緒に画廊を経営し、現在は父親から経営を引き継いでいるという。

 また、「週刊新潮」(新潮社/2月12日号)によると、画廊で主に扱っているのは役者絵で、歌舞伎俳優も多く訪れる中、海老蔵は特にひいきにしているというのだ。ちなみに、バツイチで、前妻は女優の小雪の姉で歌手の弥生。2007年に結婚し、11年に離婚している。

「画廊があるのは都心の一等地で、浮世絵のエキスパートとして『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)に出演したこともある。なかなか専門的な業種だけに、儲かっていることは間違いなく、サトエリは玉の輿に乗った。
それよりも、気になったのは、佐藤の結婚発表に関して、所属事務所・ドリームキャブがまったくコントロールできていなかったこと」(芸能デスク)

 佐藤といえば、もともとは、「巨乳ブームの仕掛け人」と言われた現サンズエンタテインメント会長の野田義治氏が率い、「巨乳軍団」として芸能界を席巻した芸能プロ・イエローキャブに所属。04年11月、野田氏が“お家騒動”でタレントを連れて袂を分かった後も事務所に残り、現在、NHK連続テレビ小説『マッサン』に出演する小池栄子とともに事務所の稼ぎ頭となっていたが、ここ数年は経営危機説が流れるなど、雲行きが怪しくなっていたというのだ。

「12年6月に社長が事務所内で自殺。その後、事務所の役員だった大物歌手の親族が事実上のトップに立ったが、小池、佐藤が反発し、2人が移籍先を模索し始めた。そして、昨年、半ば事務所を身売りし、ドリームキャブという新会社に小池、佐藤らが移籍。しかし、事務所は芸能界に疎いスタッフばかりで、ろくにマネージメントできなかった。
そこで佐藤の結婚発表となったが、佐藤はこれを機に移籍することになりそうで、すでに移籍先が内定しているようだ。一方、小池は独立して、夫でプロレスラーの坂田亘にバックアップしてもらいながら芸能活動をすることになりそう。2トップが抜け、事務所は存続危機を迎えそうだ」(芸能プロ関係者)

 小池と佐藤の今後の身の振り方が、非常に注目される。