俳優の岡山天音が主演を務める映画『笑いのカイブツ』(2024年1月5日公開)のティザービジュアルと予告映像が23日、公開された。

同作は“伝説のハガキ職人”ツチヤタカユキの類まれな半生を描いた同名私小説の実写化作。
15歳から6年もの間、一心不乱に大喜利番組に投稿し続けたツチヤは、念願かなってお笑い劇場の作家見習いになる。しかし、純粋に笑いだけを追求するだけでは生きていけない大人の社会に負けてしまう。その後、ラジオ番組への投稿が注目を集め“伝説のハガキ職人”となったツチヤは、尊敬する芸人から声をかけられ大阪から上京。必死に馴染もうとするが。もがきながらも「笑い」に人生を捧げる不器用すぎるツチヤと、その熱量に突き動かされていく人たちの姿を描く。

岡山天音、感情を爆発させ「おもろいだけが、正しいんや」


今回公開された30秒の予告映像は、ラジオや大喜利番組へネタを投稿し続け、“伝説のハガキ職人”と呼ばれるツチヤ(岡山)の「おもろいだけが、正しいんや」というセリフからスタート。
スマホの画面に映る「人間関係不得意」の文字や、作家見習いとなったお笑い劇場での仲間との決裂、感情を爆発させるツチヤの姿などが切り取られている。

また、あわせて公開されたティザービジュアルでは、鋭い目つきのツチヤのほか、背景には彼の才能を見出し、東京へと呼び寄せる人気芸人・ベーコンズの西寺(仲野太賀)、相方の水木(板橋駿谷)、全く異なる境遇ながらツチヤと意気投合するピンク(菅田将暉)、ツチヤが思いを寄せるヒロインのミカコ(松本穂香)の姿も写し出されている。

(C)2023「笑いのカイブツ」製作委員会