ゲームで高い評価を得て人気に火が付き、2回もアニメ化された『ペルソナ4』。さらにその後、続編となるゲームが次々と出されるなど、多くのファンを生み出しました。


 ストーリーは、とある地方の田舎町に主人公が引っ越してきたところから始まります。その直後に起こった一つの殺人事件をきっかけに、仲間たちとの絆を深めながら真相に迫っていくというもの。主人公である「鳴上悠(なるかみゆう)」は、皆を引っ張るリーダーとして活躍し、一度彼を知ってしまうと、そのカッコよさから彼を「番長!」と呼ばずにはいられません。今回は、そんな彼の気になる魅力について紹介します。

【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。


■イケメンのシスコン

 短く切りそろえられた銀髪に切れ長の瞳。端整な顔立ちの主人公は、イケメンといって間違いないでしょう。さらに「規則なんか関係ない!」と言わんばかりに、学ランの前を全開にして学校生活を送ります。アニメのとあるシーンで、学ランのボタンをひとつひとつはずしていくところがあるのですが、そこはちょっと笑えます。

 その堂々とした姿と、物語が進んでいく中で魅せる男らしさが相まって、ファンからは「番長」の二つ名で呼ばれています。また、下宿先となっている親戚の家には、小さな娘(いとこの菜々子)がいるのですが、彼女の事をよく可愛がっており、「シスコン番長」「ナナコン(菜々子+シスコン)」とも呼ばれます。
・・・イケメンだから許されるのです。

■あまり喋らないのに存在感は抜群

 ゲームからの名残によって、最初のアニメ化の時にはほとんど喋らなかった主人公。一見すると主人公としては成り立っていないようにも見えますが、彼の場合はそれだけで十分・・・いや、むしろこれ以上しゃべらせてしまうと、周りの存在が霞んでしまうのです。それくらい彼の一言一言にはパンチがきいており、「そっとしておこう」「ハイカラだな」など、数多くの名言も残しています。

■動物すらも虜にする魅力

 主人公のカリスマには、女性に限らず、男性、年配者、年下、はたまた動物さえも惹かれてしまいます。どれだけ彼が無口だったとしても、周りが彼を放っておかないのです。
ゲームでは、その魅力をいかんなく発揮して「6股」をかけることも可能です。その修羅場を楽しむファンも多かったとか・・・。人気絶頂のアイドルからも積極的にアタックされる番長・・・痺れます!!みんなで彼のカリスマにやられちゃいましょう!

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★記者:けみ(キャラペディア公式ライター)

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