[目次]
腹筋運動は、男女性問わず広く親しまれているトレーニングです。器具を使わなくてもできる筋トレですが、ここで紹介する「腹筋ローラー(アブローラー)」を使えば、幅広い筋肉を鍛えやすくなります。もちろん、すごい腹筋&割れた腹筋を目指す人は必見です。
このページでは腹筋ローラーで鍛えられる筋肉の部位や効果、使う頻度や回数などを解説。さらに購入時に注意すべきポイントや、おすすめの製品を紹介します。
腹筋ローラーの効果・鍛えられる部位は?
腹筋ローラーは、腹筋を鍛えるためのエクササイズアイテムです。身体の中央にある「腹直筋」や、側部(脇腹)にある「腹斜筋」を鍛えることができます。
腹筋以外にも、背中の下部の「広背筋」や背骨に沿った「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」、使い方を工夫すれば「上腕三頭筋」にも効果を発揮することでしょう。
腹筋ローラーの選び方
グリップの太さ・素材を確認
腹筋ローラーはグリップに上半身の体重をかけるため、グリップが握りやすい方が使いやすいでしょう。人によって好みもありますが、基本的には太めのグリップのものを選ぶのがおすすめとなります。
グリップの素材は、スポンジかラバー素材がおすすめです。スポンジだと手汗をかいても滑りにくい反面、汗が染み込みます。衛生面も考慮して選ぶと良いでしょう。
マット付きなら「膝コロ」に便利
マット(膝パッド)付きの製品なら、膝コロのときに便利です。床が固い場合、マットなしでのトレーニングはアザができる恐れもあるので、おすすめできません。
初心者向けのアシスト機能付きもある
筋力に自信のない人や、腹筋ローラー初心者におすすめしたいのが、アシスト機能を搭載した製品です。内蔵のバネによって、腹筋ローラーで最もキツいとされる「状態を戻すときの動き」をサポートしてくれます。
おすすめの腹筋ローラー10選
編集部おすすめの腹筋ローラーを紹介します。
人気のアディダスの腹筋ローラーです。ごくオーソドックスなつくりですが、グリップ部には手に汗をかいても滑りづらいソフトな素材を使用しており、使い勝手のよさが評判となっています。
ホイールにはラバーが貼られており、フローリングなど硬い床でも滑りづらくなっています。どの腹筋ローラーを選ぶべきかわからないときは、コチラを試してみるのもよいでしょう。
より安定感を求めるなら、ローラーの幅が広い製品を選ぶのもおすすめです。コチラは直径15.3cm、幅8.6cmの幅広ローラーを搭載した腹筋ローラーです。動作音は静かで集合住宅でも使いやすいと好評。マットも付属していますが、価格は比較的リーズナブルです。
人気のadidas(アディダス)にも、両手が独立した腹筋ローラーが用意されています。やや高価ですが、音の静かさや、安っぽさを感じさせない品質のよさが評判です。左右独立タイプは別々に転がっていくのでバランスを取るために筋力が必要になります。腹筋ローラーに慣れたらチャレンジしたい製品です。
腹筋ローラー初心者でも使いやすいよう、2つのローラーの幅を広くして安定性を重視しているのが特徴の腹筋ローラーです。スポンジ素材のグリップなので、手汗で滑るのを抑制します。厚み1cmの専用膝マットが付属しています。
静音仕様で人気のFEELCATの腹筋ローラーです。二輪は耐摩耗性に優れたEVA素材なので、車輪の回転が滑らかで音も静か。素材自体も柔らかく、床に傷つく心配も極めて少ない商品です。
ハンドルは肉厚かつ高密度なスポンジで、柔らかくて握りやすく、快適に使えると評判です。車輪は環境に優しい上に強度に優れたABS樹脂で、耐荷重は200kgです。
アルインコの腹筋ローラーは、手に馴染みの良いハードグリップを採用し、ホイールは安定感のあるダブルホイール。初心者にも使いやすい工夫が施されています。また、保護用のマットが付属してくるので、運動中の膝の保護にも役立ちます。初心者の人でも購入後すぐに安心して使用できるでしょう。
世界最大級のフィットネスクラブ「ゴールドジム(GOLD'S GYM)」オフィシャルの腹筋ローラーです。グリップ部分はスポンジタイプ。手汗をかいても滑りづらく安全に使えるでしょう。
材質に木材を使った珍しい腹筋ローラーです。ローラー周囲には分厚いゴム素材を採用することで、使用中の音を最小限に抑えています。グリップはつや消しのアルミ素材を使うことで、滑りづらさを確保しつつ、汗による腐食への強度も考えたつくりになっています。
厚さ15mmの膝マットがセットになった筋ローラーです。ローラー部分を組み替えることができ、初心者向けのEASYモードと、上級者向けのHARDモードの2つの使い方ができます。
ホイール部分は合成ゴム素材、グリップ部分はスポンジ系の素材になっており、それぞれ滑りづらい配慮がされています。初心者からはじめて、負荷を上げていく使い方ができるので、一度買えば長く愛用できそうです。
耐荷重150kg、幅広かつ頑丈なローラーを使用した上級者向けの腹筋ローラーです。接地面が広く、安定しているため、体を伸ばしながら左右に角度をつける使い方も安定してできます。
これにより、腹斜筋などのトレーニングがしやすくなるほか、工夫次第でさまざまな部位を鍛えることができるでしょう。腹筋ローラーを使い慣れている人にこそおすすめしたい製品です。
腹筋ローラーのおすすめの使い方
使い方1:膝コロ
腹筋ローラーを使ったトレーニングで、最も一般的なのが「膝コロ」です。
【膝コロの方法】
- 腹筋ローラーのグリップを両手で握って床に膝をつく
- ヒザ下は浮かせてクロスさせる
- ローラーを前方に転がしながら体を倒していく
- 限界まで体を伸ばしたら元の体勢に戻る
使い方2:立ちコロ
上級者向きとされるのが「立ちコロ」です。初心者だと1回も行えないほど難易度が高く、膝コロをある程度できるようになった方向けとも言えるでしょう。
【立ちコロの方法】
- 前屈の姿勢で腹筋ローラーのグリップを両手で握る
- ローラーを前方に転がしながら体を倒していく
- 限界まで体を伸ばしたら元の体勢に戻る
まとめ
器具を使わなくても腹筋はできますが、より広い範囲の筋肉を効率的に鍛えることができる腹筋ローラーは、導入する価値のあるトレーニングアイテムと言えるでしょう。これでぜひとも、すごい腹筋&割れた腹筋をぜひとも目指してください。まずは一度、この記事を参考にお試しください。