ブラッド・ピット出演映画おすすめ16選 ― 20～50代までの名作を振り返る【Amazonプライムで観られる】

　ブラピが一躍その名を知られるようになった、名優ロバート・レッドフォードが監督を務めたヒューマンドラマ。　

　厳格な父に教わったフライフィッシングの絆で結ばれている真面目な兄ノーマン（クレイグ・シェイファー）と、奔放な弟ポール（ブラッド）。成長した2人はそれぞれの道を歩み始めるのですが…。　

　モンタナ州の大自然と、若きブラピは要注目です。

　カルトな人気を誇る吸血鬼モノ。　

　現代のサンフランシスコで、ジャーナリストのダニエル（クリスチャン・スレーター）の前に、吸血鬼を名乗る美青年ルイ（ブラッド）が現れます。彼は自身の半生と、自分を吸血鬼にしたというヴァンパイア、レスタト（トム・クルーズ）のことを語り始めるのでした…。　

　当初キャスティングに反対していた原作者も、完成後絶賛したという見事な共演です。

　デヴィッド・フィンチャー監督が世界中に衝撃を与えた、「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件を描くサイコサスペンス。　

　引退直前の刑事サマセット（モーガン・フリーマン）と組んで、とある殺人事件を担当することになった若手刑事ミルズ（ブラッド）。狡猾（こうかつ）な犯人を追ううち、驚愕の展開が2人を待ち受けているのでした…。　

　今作でグウィネス・パルトロウと共演したのち、婚約したのは有名な話です。

　1996年に発生した謎のウイルスにより、人類の99％が死滅。2035年、地下で暮らしていた人間たちは、原因を探るべく囚人ジェームズ（ブルース・ウィリス）をタイムトラベルで過去に送り込むのですが、手がかりは「12モンキーズ」という謎の言葉のみ…。　　

　ブラピはジェームズが精神病院で出会う男ジェフリーを演じ、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞。さらに、アカデミー助演男優賞にもノミネートされています。

　オーストリア人登山家、ハインリヒ・ハラーの自伝を映画化。　　

　1939年、世界的な登山家のハインリヒ（ブラッド）はヒマラヤを目指して旅立つのですが、第二次世界大戦のためインドで英国軍の捕虜となってしまいます。　

　脱獄し、行き着いた先のチベット。そこで、若きダライ・ラマ（ジャムヤン・シャムツォ・ワンジュク）の教師となった彼。大きな心の変化とともに、激動の7年を過ごすこととなります…。

　事故死した青年（ブラッド）の姿を借り、NY・マンハッタンに降り立ったひとりの死神。　

　ジョー・ブラックと名乗る彼は、死期の近い大富豪パリッシュ（アンソニー・ホプキンス）のもとへ訪れ、パリッシュが死ぬまでのわずかな期間に人間界の見学を始めます。ですが、パリッシュの娘スーザン（クレア・フォーラニ）はジョーの姿を見て驚くのでした…。

　フィンチャー監督と再タッグを組んだ、2019年で公開20周年（！）となる大人気作。　

　仕事に追われ空虚な生活をおくる青年ジャック（エドワード・ノートン）は、ある日タイラー（ブラッド）と名乗る怪しい男に出会います。彼に導かれるまま、殴り合うことで自己を解放する謎の組織「ファイト・クラブ」のメンバーになったジャックですが、次第に自分をコントロールできなくなっていくのでした…。

　ガイ・リッチー監督の2作目。　

　ロンドンの下町を舞台に、86カラットもの大粒ダイヤモンドを巡り、ワルな連中が巻き起こす騒動をテンポよく描いたクライムコメディーです。　

　物語のカギとなるブラピをはじめ、ベニチオ・デル・トロやジェイソン・ステイサム、ユエン・ブレムナーら濃くてクセの強い俳優たちが大集合。ダイヤの行方は、一体どうなるのでしょうか⁉

　『オーシャンと十一人の仲間』（1960）をリメイクした、メガヒット痛快犯罪シリーズの第1作。　

　4年の刑期を終え仮釈放されるも、すでに次なるターゲットを定めていた凄腕の泥棒ダニー（ジョージ・クルーニー）。各地から腕利きの11人を呼び集めて犯罪ドリームチームを結成した彼は、ベガスのホテル王ベネディクト（アンディ・ガルシア）が経営するカジノの莫大な金を狙います。そこでブラピは、ダニーの相棒的存在のラスティーをクールに演じています。　

　続編2本＆『オーシャンズ8』の観賞もお忘れなく。

　後に大きな戦争を引き起こすこととも知らず、トロイの王子パリス（オーランド・ブルーム）はスパルタの王妃ヘレン（ダイアン・クルーガー）と恋に落ち、自国に彼女を連れ帰ってしまいます。　

　パリスの兄である将軍ヘクトル（エリック・バナ）は祖国のため、屈強な戦士アキレス（ブラッド）を中心としたギリシャ軍と壮絶な戦いを強いられることに…。　

　ブラピいわく、「今作がキャリアの転機となり、以降は出演作のストーリーをより重視するようになった」とのことです。