"jeanne du barry" press conference the 76th annual cannes film festival
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ジョニー・デップ(Johnny Depp)

主演映画『Jeanne du Barry(原題)』がカンヌ国際映画祭のオープニング作品に選ばれ、俳優として完全復活したジョニー・デップ。カンヌのレッドカーペットや記者会見、フォトコールでも注目を集めたが、ジョニーのある部分がアメリカのファンを震撼させていた。

それは歯。SNSにはジョニーの笑顔のアップを投稿し「ジョニーの歯は腐っている!」とコメントする人が次々と現れた。中にはその写真を見て「気分が悪くなるから投稿しないでほしい」とクレームをつける人も。日本以上に綺麗な歯をキープすることに熱心な人が多いアメリカ。写真をツイートすることに対する賛否はあったが、この歯の汚れを受け入れる人は圧倒的に少なかった。

"jeanne du barry" screening opening ceremony red carpet the 76th annual cannes film festival
Marc Piasecki//Getty Images
ジョニー・デップ(Johnny Depp)

SNSでの反応を見て関係者が新聞「ニューヨークポスト」に証言。1泊1,000ドル以上のJWマリオネットホテルに美のスペシャリストが集合、いつもはグランジなジョニーを「身綺麗にさせて」からレッドカーペットに送り出したと語っている。ちなみにプレミアで着たタキシードはフレグランスのキャンペーンの顔も務めている「ディオール」のもの。カンヌのレッドカーペットでも注目を集めているおしゃれセレブ、エル・ファニングやブリー・ラーソンを手がける凄腕スタイリストのサマンサ・マクミランがジョニーのスタイリングも担当していた。

つまりそれだけの敏腕チームが集まってもジョニーの歯はどうにもならなかったということ。ファンからは「歯は日頃から手入れしないだめだ……」という声が上がっているとかいないとか。

"jeanne du barry" photocall the 76th annual cannes film festival
Samir Hussein//Getty Images
ジョニー・デップ(Johnny Depp)

ちなみに記者会見でジョニーは「カムバックという言葉を疑問に思っている。私はどこにも行っていない。おそらく私に電話することに恐怖を感じた人が連絡しなくなったのだろう」「ハリウッドには関心がない」と発言していた。同紙によるとこの映画のプレミアを祝して行われたディナーも欠席していたそう。ハリウッドの大作よりもヨーロッパ映画やインディーズ映画に興味を持っていると見られているジョニー。これ以上グランジにならないことを祈りつつ、これからの活躍を楽しみにしたい。