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フィロデンドロンは、手入れの手間がかからない観葉植物の中で、最も美しい植物ひとつだ。熱帯観葉植物には、何百種類もの原種や栽培品種があり、誰もが楽しめる。多くの品種が揃っていて、緑色、ゴールド、斑入り、ピンクがかった葉の種類などがあり、つる性と直立性に分かれている。さらに嬉しいことに、ほとんどの種類のフィロデンドロンは手間がほとんどかからないのだ。
「水やりに失敗しても大丈夫ですし、葉が分厚いので、熱帯植物ですが、高い湿度を保つ必要はありますせん。また一般的な品種のものだと、品揃えが限られたグリーンショップでもほとんどと言っていいほど見つけることができます。初心者にも上級者にもおすすめしたい観葉植物ですね」と、コスタ・ファームの園芸家、ジャスティン・ハンコックは話す。
フィロデンドロンには明るく間接的な光が最も適しているが、中には弱光や中光に適応するものもあるとハンコックは言う。しかし、水の与えすぎはNG。水をやる前に、土の中に指を入れてみて。まだ少し湿っているように感じたり、指を抜いた時に土が指にくっついている状態なら、数日待ってからもう一度同じように確認してみよう。土の上部数センチほどが乾いてから、たっぷり水を与えるのがいいだろう。また、根腐れが起こらないように、底穴がある鉢を選ぶようにして。
米国動物虐待防止協会によると、この植物はペットにとって毒性があり、不溶性のシュウ酸カルシウムを含んでいるため、口腔内の炎症、痛み、腫れ、よだれ、胃腸の不調を引き起こす可能性がある。植物の葉をかじってしまうペットがいる場合は、ペットに優しい観葉植物を選んであげて。
たくさんある種類から、特におすすめしたいフィロデンドロンを厳選してご紹介! US版「カントリーリビング」より。