立川市を拠点にする創業60年になる印刷加工会社、福永紙工による「紙工視点(シコウシテン)」の第2弾に3組のデザイナーが参加。岡崎智弘がディレクションを担当する新作発表会にて、三者三様のプロダクトを披露する。会期は 9月16日(金)から 9月30日(金)まで。

ドミノアーキテクツ 大野友資 paper rack 紙工視点 2022
Photo:Masaki Ogawa Styling: Yumi Nakata
ドミノアーキテクツ(大野友資)「paper rack」

2018年に発表されたプロジェクト第1弾に続く第2弾となる「紙工視点 2022」には、建築家のドミノアーキテクツ(DOMINO ARCHITECTS)(大野友資)、アートユニットのパーフェクトロン(クワクボリョウタ+山口レイコ)、そして空間デザイナーで設計士である五十嵐瑠衣の3組が参加。それぞれがまっさらな心になって紙という素材と向き合い、ひたすら手を動かしながら試作を重ねて、プロダクトを完成させた。

パーフェクトロン クワクボリョウタ 山口レイコ the camibrians 紙工視点 2022
Photo:Masaki Ogawa Styling: Yumi Nakata
パーフェクトロン(クワクボリョウタ+山口レイコ)「THE CAMIBRIANS」

会場となるのは今年4月、立川の複合施設グリーンスプリングス(GREEN SPRINGS)に誕生した、紙をテーマにライフスタイルを彩るマーケット、スーパーペーパーマーケット(SUPER PAPER MARKET)。会期中の9月22日(木)には、3組のデザイナーに加え、ディレクターの岡崎智弘と福永紙工の代表取締役、山田明良も参加するギャラリートークイベントも実施。

五十嵐瑠衣 ペーパーバード paperbird 紙工視点 2022
Photo:Masaki Ogawa Styling: Yumi Nakata
五十嵐瑠衣「ペーパーバード/PAPERBIRD」

これまでになかったような紙製品の佇まいを提案したり、形から派生した物語を楽しんだり…。デザイナーたちのユニークな視点が育んだプロセスを想像しながら、紙の可能性を広げるプロダクトたちを堪能したい。


紙工視点 2022

会期:2022年9月16日(金)~ 9月30日(金)
会場:SUPER PAPER MARKET
住所:東京都立川市緑町 3-1 GREEN SPRINGS E2 209
時間:11:00〜19:00 ※最終日は〜17:00
休業日:なし

ギャラリートークイベント:
2022年9月22日(木)15:00~17:00
*先着 30 名様まで *参加無料
事前申し込みは、こちらからお願いします。

問い合わせ先/tel. 042-523-1515

https://www.fukunaga-print.co.jp/shikoushiten/

*昨今の事情から展示期間・時間などが変更となる場合があります。最新情報は公式HPでご確認ください。


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