2018 mtv video music awards show
Michael Loccisano//Getty Images
マドンナ(Madonna)

現地時間6月24日(土)に意識に障害がある状態で発見され、病院に搬送されたマドンナ。その後彼女のマネージャーが声明を発表し、重い細菌感染症であることを明らかにした。マドンナは集中治療室で治療を受けた後に退院、自宅で療養を続けていた。関係者は快方に向かっていると話していたが、起き上がれない状態だという報道も出てきていた。

ファンから心配する声が上がる中、現地時間7月10日(月)にマドンナがSNSにメッセージを投稿した。倒れて以降、マドンナ本人がコメントを出すのはこれが初。「ポジティブなエネルギーをありがとう。癒し、励ましの祈りと言葉。みなさんの愛を感じています。今は回復途中で、自分の人生におけるすべての祝福に深く感謝しています」と綴り、2枚目にはセルフィーも添えている。

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courtesy of Madonna via Instagram

マネージャーは先の声明で7月から始まる予定だったワールドツアー「セレブレーション」の日程を変更すると説明していた。マドンナは今回のメッセージでそれについて言及している。「病院で目が覚めたとき、最初に考えたのは子どもたちのことでした。次に思ったのは私のツアーのチケットを買ってくれた人たちを失望させたくないということでした」「この数か月、私のショーを作り上げるために精力的に働いてくれた人たちのこともがっかりさせたくありませんでした。私は誰のことも失望させたくありません」。

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courtesy of Madonna via Instagram

最後にマドンナは「今、私は健康のこと、強くなることを一番に考えています。現在は北米公演の日程を変更し、ヨーロッパでの公演をスタートさせることを計画しています。みなさんの思いやりと応援の言葉にこれ以上感謝することはできません。愛を込めて。M」。当初マドンナは7月から9月に北米を、10月からヨーロッパをツアーで周る予定にしていたが、開幕を10月に延期。ヨーロッパから始めることを明らかにした。

このツアーのために1日12時間以上リハーサルしていたというマドンナ。テイラー・スウィフトやピンクら若いシンガーたちに負けないステージを作ろうと、病気の兆候も無視して準備に取り組んでいたという情報も出てきている。元気な姿をステージで見せてくれるのを楽しみに待ちたい。