los angeles premiere of warner bros "the flash" arrivals
Phillip Faraone//Getty Images
エズラ・ミラー(Ezra Miller)

ハワイで暴行事件を起こして逮捕されたり、先住民族の少女(当時12歳)を心理的に操ったとしてその両親から裁判所の介入を求める申し立てをされたりと、この1年事件続きだったエズラ・ミラー。昨年6月にはマサチューセッツ州で12歳になるノンバイナリーの子どもの母親シャノン・グウィンから「子どもに不適切な行いをした」「家族を脅した」と告発された。裁判所は一時的保護命令を出し、エズラに対して母子に近づくことを禁じていた。

先週法廷で聴聞が行われ、この命令が解除された。エズラはSNSを通じて声明を発表。「私は今日出された結果に勇気づけられている。保護命令制度の悪用を止めようと私の味方になってくれたみなさんに感謝している」「このような操作的で破壊的な行為をこれまでにもしてきた人によって私は不当に、直接的に標的にされた」とコメントしている。

エズラの弁護士は「グウィンはエズラが精神的に大きな問題を抱えていたときに虚偽の申し立てを行った。そのためエズラは彼女の嘘の主張から身を守るために法廷に来れなかった」と声明を発表。昨年彼女が申し立てたときに出廷できていれば、そもそも命令が出されることはなかったとコメントしている。エズラがグウィンの12歳の子どもに会ったことはほとんどなく、会ったときにも常に周りに他の大人がいて2人きりになることはなかったとも説明している。

先日主演作『ザ・フラッシュ』が公開されたエズラ。アンディ・ムスキエティ監督はエズラの演技を絶賛、続編でもタッグを組みたいとコメントしていた。この1年、表舞台に出てくることが減っていたエズラの復活を楽しみにしたい。