祝・56歳！ ニコール・キッドマン の40年の俳優人生と美貌＆美ボディ遍歴

ニコールといえば、ブロンドかつストレートヘアの印象が強い人もきっと多いはず。でも実際は、赤みをはらんだブラウンヘアでくるんとしたカーリーヘアの持ち主。15歳のときに俳優としてのキャリアをスタートさせて間もないこの頃から風格は十分！

こちらは、4歳から住むシドニーでのプライベートショット。

柔らかで眩い輝きを放つニコールのブロンドヘア。実は、地毛の質感を端正なストレートにするよう、映画業界からプレッシャーをかけられたと後に告白している。

1989年に公開された映画『デッド・カーム／戦慄の航海』の演技がトム・クルーズの目に留まり、ハリウッド入り。90年には『デイズ・オブ・サンダー』で共演を果たし、同年には公私ともにパートナーとなる。

180cmの長身がゆえに、ハリウッドで活躍することは難しいと言われていたけれど、透明感あふれる美貌と高い演技力で、着実にキャリアを積み上げていくことに。

夫・トムとの身長差を気遣ってローヒールでレッドカーペットを歩いていた頃のニコール。彼女のスラリと伸びた脚はこの頃から健在。その秘密は、プールやヨガ、ピラティス、そして筋トレなど、さまざまなエクササイズにあるそう。なかでも、故郷のシドニーではビーチを見ながらランニングするのがとてもお気に入りなのだとか。

映画『ビリー・バスゲイト』でのニコール。波打つスクエアボブで、神々しいほどに美しい。

トムと結婚していたときは、ハリウッドでのセクハラから守られていたと『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタビューに答えていたニコール。またパーティにも行かず、仕事以外のときはほとんど家にいたとか。スタイリングレスな巻き毛ヘアで、自身が持つ個性はしっかり主張！

大御所俳優のシルヴェスター・スタローン、スティーヴン・セガールに囲まれたショットを発見！　赤みがかったヘアカラーに合わせてアイブロウもトーンアップ。ルビーレッドのリップで表情も大人っぽくキメている。

ニコールといえば、透きとおるような肌が魅力。90年代は多くのセレブたちが小麦肌に魅了される一方で、ニコールの場合は紫外線が強いシドニー育ちのため、幼い頃から日焼けに対してはUVクリームによる鉄壁ガードを貫いてきたそう！

映画『ある貴婦人の肖像』より。

第72回アカデミー賞では、カールをたっぷり施したアップヘアで登場。頭頂部ですっきりまとめた凜々しいアレンジと、スマートに塗られたレッドリップが相まって、知性に満ちた印象を叶えている。

また、パーフェクトなS字カーブを携えたボディにもうっとり♡ その美しさは、何よりも隣のトムの笑顔が物語っている。

この年の2月に残念ながらトム・クルーズと離婚。その直後に公開されたミュージカル映画『ムーラン・ルージュ』が大ヒットし、レッドカーペットで引っ張りだこに！　

相手役のユアン・マクレガーとともにフォトコールに笑顔で応えるニコール。カンヌの街並みに合わせて爽やかにまとめた丸みポニーテールがとてもお似合い。

映画『ムーラン・ルージュ』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞したニコール。同年に公開された『アザーズ』でもさまざまな賞にノミネートされるなど、キャリアも華々しいものに。オレンジトーンをはらんだブライトヘアカラーと同色のチークで、自信を感じさせる。

離婚後は、多くのハリウッドセレブと積極的に交流。ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープと共演した映画『めぐりあう時間たち』のプレミアでは、ビビッドな赤リップに挑戦！　透きとおるような美肌が際立ち、いつも以上にフレッシュに。

ニコールと同じ、オーストラリア出身のシンガー、キース・アーバンと交際1カ月で結婚！　バングス＆サイドのヘアをねじり、ブーケと同じ白いバラで留めるという可憐なアレンジヘアでフェミニニティ満点！　ピンクのチーク＆リップで纏めたメイクルックも相まってとても幸せそう♡

熱心な慈善家としても知られ、これまで20以上のNPO団体や慈善団体を支援してきたニコール。2006年から2010年までは、国際連合婦人開発基金の親善大使を務めていた。最初のスピーチに臨んだ彼女は、巻き髪を大胆に後ろに流しパワフルなイメージをアピール。

映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』では主人公、ライラの運命を左右するミステリアスな役どころを見事に演じ切ったニコール。プロモーションで来日したときには、ローポニーを端正な縦ロール巻きにして、凜とした表情を見せた。

なお、結婚直後は夫・キースがアルコールのリハビリ施設に入るなど難しい時期を過ごした彼女。しかしそれが夫婦の絆を深めたのか、ついに念願の第一子を妊娠。来日した約5カ月後の7月、無事に出産した。

2008年に誕生したサンデーちゃんと外出中のニコール。幸せいっぱいの笑顔をのぞかせて♡ モノトーンのハットからのぞく巻き毛シニヨンは、甘辛コーデのお手本といえそう。

映画『ラビット・ホール』のプレミアでカナダを訪れたニコール。情熱的なジンジャーヘアとフレッシュなレッドリップでマチュアなムードを漂わせて。

テレビ映画『私が愛したヘミングウェイ』のイベントでは、レイヤーの入った軽やかなロングヘアを披露。なお、美しいツヤ髪の秘訣は、爪の補強のために飲み始めたビタミン剤のおかげだと、ビューティ誌のインタビューで語っている。

映画『パディントン』のイベントでは、グラデーション豊かなブロンドヘアにチェンジ。ストレートとカールの端正なスタイリングで上品さを醸し出している。

なお、ニコールは2013年、過去に受けたボトックス治療を認め、女優として表情が作れなくなるという弊害から卒業を宣言。たびたび疑惑は浮上するものの、ハリ感のある肌を見事にキープしている。