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美味しいコーヒーフロートの作り方。材料の選び方も紹介

アイスコーヒーに、アイスクリームを浮かべたコーヒーフロート。デザート感覚でコーヒーを楽しめることから、喫茶店の定番メニューとなっています。今回は、そんなコーヒーフロートの歴史やコーヒーフロートの作り方を紹介します。美味しいコーヒーフロートをご自分でも作ってみたい方は、ぜひご覧ください。

1.コーヒーフロートの歴史やコーヒーフロートに似ているもの

まずはコーヒーフロートのことやコーヒーフロートに似ているアフォガード、ウインナーコーヒーについて解説します。

歴史

コーヒーフロートの起源にはさまざまな諸説があります。フロート自体の起源は1870年代のアメリカで、最初のフロートはクリームソーダでした。
アイスコーヒーの発祥地は不明ですが、日本が発祥地という説もあります。明治時代には喫茶店に氷コーヒーというメニューがあったという興味深い噂も。

アイスコーヒーの認識も、国によって異なります。オーストラリアでは、アイスクリームとホイップクリームが乗ったコーヒードリンクをアイスコーヒーと呼んでいるそうです。

コーヒーフロートという名前の由来は、アイスコーヒーにアイスクリームが浮かんでいる様子から、アイスコーヒーの上に浮かぶという意味のフロート(float)がついてコーヒーフロートと呼ばれるようになりました。

アフォガードやウインナーコーヒーとの違い

アフォガードもコーヒーとアイスクリームのデザートですが、アフォガートはアイスクリームに濃いめのコーヒーをかけたもの。アフォガードの主役は、アイスクリームです。

ウインナーコーヒーは、アイスクリームではなく甘い生クリームをコーヒーの上にのせたものです。発祥地がオーストリアのウイーンであることから、象徴の意を込めて日本ではウインナーコーヒーと呼んでいます。

2.コーヒーフロートの材料の選び方

美味しいコーヒーフロートを作るための材料選びについて解説します。

コーヒー豆

コーヒーフロートのアイスコーヒーは、お好きなコーヒーで。コーヒー豆の焙煎度合いは、アイスクリームのまろやかさとコーヒーのコクを楽しめる深煎りがおすすめです。

アイスクリーム

アイスクリームは、ミルクの濃いバニラアイスクリームがおすすめ。コーヒーのコクとの絶妙なマッチを味わえます。

2.アイスコーヒーの作り方

コーヒーフロートは、アイスコーヒーが重要。アイスコーヒーには、水でドリップする水出しコーヒーと、お湯でドリップしたコーヒーを急冷して作るアイスコーヒーがあります。それぞれの特長を紹介します。

水出しコーヒー

まろやかなコーヒーの風味を味わいたい方は、水出しコーヒーからコーヒーフロートを作ってみてください。水出しコーヒーとは、水でドリップしたコーヒーのこと。ドリップ完了までに数時間ほど時間を要します。じっくりと時間をかけて抽出するからこそ、コーヒー豆の持つ本来の風味が優しく伝わります。

急冷アイスコーヒー

すぐにコーヒーフロートを楽しみたい人、すっきりとした味わいが好みの人は、急冷アイスコーヒーで、コーヒーフロートを作りましょう。ドリップしたコーヒーを氷の入ったグラスに注げば、急冷アイスコーヒーの完成です。所要時間は数分〜十数分程度。氷をくわえるので、いつもよりも少し濃いめにドリップするのがポイントです。

3.美味しいコーヒーフロートの作り方

コーヒーフロートの作り方はとても簡単。美味しいコーヒーフロートの作り方や大人のコーヒーフロート、ホットコーヒーフロートやアレンジ方法などを紹介します。

美味しいコーヒーフロート

<材料>
・アイスコーヒー 160ml
・バニラアイスクリーム 30g
・氷 適量
・ガムシロップとミントの葉 お好みで

<作り方>
まず、バニラアイスクリームを冷凍庫から取り出しましょう。アイスクリームを常温でほんの少し柔らかめにしておくと、スプーンですくって食べやすいです。

グラスに氷とアイスコーヒーを入れ、お好みでガムシロップをくわえましょう。そして少し柔らかくなったバニラアイスクリームを氷の上に。氷の上に乗せることで、アイスコーヒーとアイスクリームの温度差によるアイスクリームの急激な溶けを防げます。最後にお好みで、ミントの葉を添えたら完成です。

コーヒーフロートの食べ方にルールはありませんが、ぜひバニラアイスクリームのシャーベット状になっているところをスプーンですくって食べてみてください。シャリシャリとした食感を楽しめますよ。

大人のコーヒーフロート

アイスコーヒーにココナッツリキュールをくわえて、カクテルのような美味しいコーヒーフロートを作ってみましょう。

<材料>
・アイスコーヒー 120ml
・バニラアイスクリーム 60g
・ココナッツリキュール 10ml
・パイナップル 1/2枚
・氷 適量
・ミントの葉 お好みで

<作り方>
普通のコーヒーフロートと同様で、先にアイスクリームを冷凍庫から取り出し、常温でほんの少し柔らかめにしておきましょう。次にパイナップルを薄くスライスして、170℃のオーブンで2~3分ほど焼きます。

焼いている間にグラスに氷を入れ、アイスコーヒーを。さらにココナッツリキュール入れ、お好みでガムシロップをくわえます。バニラアイスクリームを浮かべて、焼いたパイナップルとお好みでミントの葉を添えたら完成です。

ホットのコーヒーフロート

ご自分で作るからこそ試してほしいのが、ホットコーヒーのコーヒーフロートです。ホットコーヒーで作ると、コーヒーミルクのような味わいになります。コーヒーの風味によって、アイスクリームの味を変えてみるのも良いでしょう。

中南米系のコーヒーにはチョコレートアイス、フルーティーなモカコーヒーには甘酸っぱいストロベリーといった組み合わせがおすすめです。ホットコーヒー4:アイスクリーム1の割合で作ってみましょう。

コーヒーカップでホットコーヒーフロートを作ると、コーヒーがあふれる恐れがあるため、大きめのマグカップを使って作ると良いです。

トッピング

コーヒーにアイスクリームを浮かべた後に、シナモンやココアパウダーなどのトッピングもおすすめです。キャラメルソースやチョコレートソース、抹茶などもコーヒーフロートと相性が良いので、ぜひお試しください。
またオーストラリアのアイスコーヒーのように、ホイップクリームをプラスするのも良いでしょう。最初は普通のコーヒーフロートを楽しんで、途中でトッピングをするのも良いですね。

4.美味しいコーヒーフロートを作ろう

コーヒーフロートは、アイスコーヒーにアイスクリームを浮かべるだけで簡単に作れるので、ぜひご自分で作ってみてください。またご自分で作るからこそ、さまざまなアレンジやトッピングを試せます。自分好みのコーヒーフロートを作ってみましょう。

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