フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、退団が近づく中、チームの勝利に貢献できたことを喜んだ。
2017年から在籍するフランクフルトから契約満了に伴い、今夏に退団することの決まった鎌田。そんな同選手は、3-2で勝利したDFBポカール準決勝のシュトゥットガルト戦に出場して、3カ月ぶりのゴールを挙げて5年ぶりの決勝進出に貢献した。
試合後、鎌田は『フランクフルトTV』で「自分が退団すると発表してから、周りからは僕自身がここにいないとかよく言われますけど、僕はチームのために、今シーズンが終わるまではフランクフルトのためにやりたいと思っています」と話し、勝利に貢献できた思いを口にした。
「そういう人たちの言っていることを…、良い意味で期待を裏切れたらと思います。間違いなく僕自身は最後のフランクフルトの試合が終わるまではフランクフルトのために全力で戦いたいと思っています。フランクフルトの力になれたということは自分にとって素晴らしい日になりました。まだ決勝もありますし、リーグも残っているので、最後までフランクフルトのために良い結果が得られるように何か助けになれればいいかなと思います」
さらに、シーズン前半戦とは異なり、得点という面で苦しい時間が続いている現状についても鎌田は語った。
「前半戦はうまく点が取れ過ぎて、僕自身はこんなのは続かないとメディアに対しては言っていたんですけど。周りからの見られ方としては、6番で出ようが、ボランチで出ようが、トップ下で出ようが、点が取れないと良くないとか、僕自身がチームから旅立つということを決めてからはそういう見られ方をよくされていました」
「リーグでなかなか点が取れなかったですけど、大事なタイミングで、フランクフルトのために大事なタイミングで大事なゴールを決められたのは、僕自身が間違いなく毎日のトレーニングからフランクフルトのために、自分自身のために取り組んできた成果だと思います。こういうことを続けていくべきだと思います」
関連記事
● 退団決定の鎌田大地がフランクフルトへの感謝の思いを明かす「歴史に貢献できたことを誇りに思う」 ｜ ブンデスリーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。