桜島の噴火警報(噴火警戒レベル5又は4)発表時のツイートを分かりやすくしました!

気象庁防災情報Twitter

 こんにちは、鹿児島地方気象台長の瀧下です。

 気象庁では、顕著な災害の発生が予想される場合に、気象庁がもつ危機感をより効果的に発信し、住民の方の避難行動や復旧活動などの防災行動に役立てていただくため、「気象庁防災情報Twitter」を開設しています。
 


 緊急時に発信される情報をより有効に活用いただくため、平時から防災情報の解説や防災知識の普及・啓発のための情報を発信するとともに、台風の接近・上陸、線状降水帯の発生、記録的な大雨、地震や火山噴火の発生などにより、顕著な災害の発生が想定される場合に、気象、地震や火山の状況、防災上の留意事項、今後の見通し、緊急記者会見の内容などの情報を住民の皆さんに発信しています。
 パソコンやスマートフォンなどにTwitterのアプリを入れていない方でも、気象庁や鹿児島地方気象台のホームページや検索から防災情報のツイートを見ることができます。
 
 2022年(令和4年)7月、桜島の爆発に伴い噴火警戒レベルを 5 に引き上げた際にも、噴火警報発表と共にツイートでその旨をお知らせしました。

 桜島の噴火警戒レベル 5 又は 4 で想定される噴火には、主に大正噴火クラスの大規模噴火により桜島島内は元より広域に影響が及ぶ場合と、通常の噴火がより活発化し、大きな噴石等が通常より遠くまで達し、一部の居住地域まで影響が及ぶ場合があります。7月に噴火警報を発表した際に、どちらの場合なのかわかりやすくして欲しいとのご要望をいただいたことから、特別警報となる噴火警戒レベル 5 又は 4の噴火警報を発表する際は、警報文に「大規模噴火の兆候の有無」を明記する改善を11月に行いました。(鹿児島地方気象台 令和4年11月22日報道発表)
 この改善に伴い、桜島の噴火警報が発表された際の「気象庁防災情報Twitter」のツイートについても、12月21日から「大規模噴火の兆候の有無」をお知らせすることにしました。
 
 気象庁では、今後も、TwitterをはじめとするSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)による効果的な情報発信のため、内容を充実させていきますので、ぜひフォローください。

(2022年12月23日掲載)