森たけしアナ 引退橋下氏にラブコール

 虎党で知られる読売テレビの森たけしアナウンサー(55)が23日、大阪市内の書店で初の著書「森ちゃんの今日もゆるゆる」(PHP研究所)の発売記念サイン会を行い、12月18日までの市長任期を全うして政界引退を表明している橋下徹氏にラブコールを送った。

 阪神は金本知憲監督(47)が就任し、22日投開票の大阪ダブル選では大阪維新の吉村洋文氏(40)が橋下氏の後任市長に当選。森アナは「阪神も金本さんに代わって、大阪市も若い方(吉村氏)に代わって楽しみ。新しいムードで阪神も大阪市も楽しみです」と“若い力”に期待を寄せた。

 今後は「民間人」を強調している橋下氏だが、森アナは「とりあえず、皆の前にどんどん出てきてほしい。カリスマ的な方なので、このまま全然出てこないのは堪忍してほしい。どんどんメッセージを発信してほしい」と“完全引退”には否定的な見解を示した。

 「市民の皆さんも橋下ファンは多いと思う。ぜひ『す・またん!』にも出ていただければうれしいです」と自身の番組への出演を“オファー”。「(本当に)来られても僕には扱えませんので、(共演の)辛坊(治郎)さんに任せます。マジ話は苦手なので」と付け加えることも忘れなかった。

 同書では日常生活や番組で共演する辛坊氏、女子アナ、熱狂的に応援する阪神などについて、ゆる~く、かつ赤裸々に語っている。原稿用紙420枚分をiPhoneのメモ機能を使ってLINEで入稿。通勤時間や仕事の合間に約5カ月かけて書き上げた。

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