【玉野競輪】最強レーサーの弟・脇本勇希に明るい兆し 「練習の成果が出てきた」

 「西日本カップ 深山杯争奪戦・F1」(20日、玉野)

 ポテンシャルの高さを示した。脇本勇希(24)=福井・115期・S2=は初日8R、最終ホームから仕掛けて2着。タテ脚を持つ番手の伊藤裕貴(三重)に差されたものの、力強い走りを見せた。「後ろを信頼していたし、走りやすかった」と脇本は笑顔。伊藤も「強かった。絶対(競走得点)95点の脚じゃない」と脇本の脚力に太鼓判を押した。

 昨年のグランプリ覇者で最強レーサーの脇本雄太(福井)を兄に持つ。「どんな成績でも今は力を付けること」と、兄とナショナルチーム仕込みの練習をこなし、純粋に脚力アップに取り組んでいる。直前には和歌山で合宿を行い「古性(優作)さんと走れたのは凄く刺激になった」とS級S班の古性とも乗り込んで気持ちも高ぶっている。

 準決勝は同県の小森貴大と連係。「石原君は先行屋なので負けないように、小森さんと決めたい」と石原との主導権争いに勝った上で、決勝進出を目指す。

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