和牛 解散は来年3月も今後漫才の劇場出演はせず NGK「ネタ出番活動終了のため休演となります」
お笑いコンビ・和牛が2024年3月末をもって解散することを12日、所属事務所の吉本興業が発表した。16~18年にM-1グランプリ3年連続準優勝を果たした、水田信二(43)と川西賢志郎(39)の実力派コンビ。漫才の方向性の違いから、解散を選択した。2人は今後も吉本興業に残り、芸人として活動していく。
関係者によれば、解散まであと3カ月弱あるが、2人は漫才のステージに立つ予定はないという。大阪市のなんばグランド花月では、SNSで和牛の休演を発表した。
「【和牛休演のご案内】和牛は2024年3月末でのコンビ解散に伴い、ネタ出番活動終了のため休演となります。つきましては代演で他キャストが出演となりますので、決定次第当HPにて発表いたします。あしからずご了承くださいませ。」
東京・ルミネtheよしもとでも同様の告知を行っている。
解散の理由について、水田は公式HPで「きっかけは、3年ほど前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました」、川西は「徐々に水田を信頼できなくなり、厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることにつながり、求めるような漫才もできなくなってしまいました」とすれ違いのようすを赤裸々に綴った。
和牛は2006年結成。M-1・3年連続準優勝、5年連続決勝進出。