三田友梨佳アナ フジ退社「今が環境を変えるとき」3月31日をもって 今春出産予定

 フジテレビの三田友梨佳アナウンサー(35)が、3月31日をもって同局を退社することが27日、分かった。三田アナは現在、第1子を妊娠中で、今春に出産予定。自身が母親となるタイミングで人生を見つめ直し、環境を変えることを決断した。産休入りのため今月いっぱいで「Mr.サンデー」(日曜、後10・00)を卒業予定で、最終出演日となる29日の放送で、三田アナ自身から報告があるとみられる。

 老若男女から親しまれた“フジの顔”が、今年度いっぱいで退社する。

 三田アナは2011年に青山学院大から同局に入社。新人アナの登竜門として知られた“「○○パン」シリーズ”の冠番組「ミタパンブー」のMCを務め、「ミタパン」の愛称で人気を博した。

 その後、情報番組「直撃LIVE グッディ!」を経て、夜のニュース番組「Live News α」のキャスター、「Mr.サンデー」のMCに就任。自らの言葉で真摯(しんし)にニュースを伝える姿は幅広い世代から支持を集め、名実ともに“エース”の活躍を見せていた。

 2020年1月に一般男性と結婚し、昨年12月に第1子妊娠を発表。担当番組を卒業し、今春の出産に向け準備に入るが、私生活での変化が、自身の将来的なビジョンについて考えるきっかけとなったとみられる。

 三田アナは「12年間育ててもらったフジテレビを離れる決断は容易ではありませんでしたが、これからの人生において自分にとって大切なもの、自分のありたい姿を見つめ直したときに今が環境を変えるときだと決意いたしました」と経緯を説明。「『自分の言葉に責任をもって、誰かの心に響く言葉を届けたい。誰かの気持ちに寄り添える人間でありたい』。これまでフジテレビアナウンサーとして貫いてきたこの信念をこれからも大切にし、今後は家族との時間をより大切にしながら、自分のペースで歩んでいけたらと思っております」とコメントした。

 関係者は「まずは子育てに専念し、その後は決まっていないと聞いています」としたが、確かなアナウンススキルと華のある存在感は魅力。ママとして輝きが増すミタパンが、再びメディアに姿を見せる可能性も十分だ。

 ◆三田友梨佳(みた・ゆりか)1987年5月23日生まれ。東京都出身。2011年にフジテレビ入社。冠番組「ミタパンブー」のMCを務め“ミタパン”の愛称で人気に。大学時代に野球部のマネジャーを務めるなどスポーツにも造詣が深く、ソチ冬季五輪(14年)、平昌冬季五輪(18年)で中継キャスターを務めた。

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