あき竹城さん死去 みのもんた悼む「陰日向のない性格の人」 ケンミンSHOWで共演

 独特の山形弁の語り口調で親しまれた女優のあき竹城(あき・たけじょう、本名竹田明子=たけだ・あきこ)さんが、15日に大腸がんのため亡くなっていたことが20日、分かった。75歳。あきさんが出演していた日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」で司会を務めていたフリーアナウンサー・みのもんた(78)がデイリースポーツの取材に応じ、あきさんの死を悼んだ。

  ◇  ◇

 知人から電話をもらって知って、そりゃびっくりしたよ。大腸がんだったんだね。闘病していたことも知らなかった。僕にとっては明るく健康的な女優さんのイメージ。彼女が出演した映画の「楢山節考」も見たし、非常に女優さんとしてすばらしかった。残念で仕方がないです。

 僕が司会を務めた「秘密のケンミンSHOW」もレギュラーで出てくれて、盛り上げてくれたからね。女優さんはあまり、そういうことはやってくれないんだけど、彼女はおおらかでコミカルなことも率先してやってくれた。場を盛り上げてくれて、番組には欠かせなかったね。

 いつも司会者席にいる僕の一番近い所に座ってもらって、それだけで存在感があったのが分かると思う。品良くお笑いをやってくれた。本当に信じられないです。

 これは嘘ではなく、本当に番組でも楽屋でも陰日向のない性格の人だった。明るくて、元気で、おおらかで、東北弁丸出しで、気取らない人。それでいて1本芯が通っていた。食に対する造詣も深かったからねえ。75歳でしょ。早すぎる。惜しいの一言だね。(フリーアナウンサー)

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