笑い飯・哲夫、坂上忍とのガチバトルへの後悔 追い込まれて「返し」できず
お笑いコンビ・笑い飯が7日、テレビ東京系「あちこちオードリー」に出演し、哲夫が俳優・坂上忍とのガチバトルについて語った。
互いが「丸くなった」という話題で、西田は「発言に気を付けるようになったのは『24時間テレビ』で坂上忍さんにコテンパンにやられてから」と明かした。笑い飯は2014年の日本テレビ系「24時間テレビ」に出演し、哲夫が坂上とバトルを展開していた。
事の発端は関西で笑い飯が賞を獲った際に、今後の目標を尋ねられた哲夫が壇上で「坂上忍を追い落とす」と発言したことだった。当時、坂上が毒舌トークで人気となっている時期で、フジテレビ系「バイキング」のMCを始めたばかりというタイミングだった。
2010年にM-1グランプリで優勝したが、全国ネットでの出演が減り始めていたこともあり、哲夫もバトルを了承。ただ「プロレストークが盛り上がればと思ってたけど、ガチのレスリングで」と最初からスタンスが違っていたと明かした。
打ち合わせではスタッフから「(関西での坂上への発言は)今のテレビ業界の風潮を言ったんですよね。でもテレビなんで、坂上さんを一方的にたたいていただいていいですか?」と依頼されていたという。しかし、壇上ではMCから「お前が言ってるのはテレビ批判じゃねぇかよ。じゃあもうテレビ出られないよ」とツッコまれた。
完全アウェー状態となり「脇汗をひざで感じた」というほど追い詰められた。結局微妙な空気でかみ合わないまま、バトルは終了。哲夫は「あの時はまだ未熟やったなって思った。アドリブかまして(MCからのテレビ批判発言に)『それ、言うな言われてるやつやねん!』って全部ぶっちゃけトークにしてもよかった」とピンチをチャンスに変えることができなかったと振り返った。