笑福亭仁鶴が久々に姿 法要で師匠・松鶴偲ぶ「落語全体のことをいつも…」

 休養を続けている落語家の笑福亭仁鶴(81)が5日、大阪市内で行われた6代目笑福亭松鶴さんの三十三回忌法要に出席した。仁鶴は昨秋から、レギュラー出演するテレビ番組を休演しており、高座にも上がっていなかった。

 10時過ぎに到着した仁鶴は、一門関係者に出迎えられる中、しっかりした足取りで会場に入った。

 松鶴さんの弟子にあたる仁鶴は、法要後に取材に応じ、松鶴さんについて「落語全体のことをいつも考えていた」と回顧。その上で、人間国宝の故桂米朝さんらと並んで“上方落語四天王”と称されるほど、上方落語の復興に尽力した松鶴さんに「おかげさまで門弟の数も増えまして、(上方落語)協会としては全体で(協会員が)250人以上になりました」と伝えたと明かし、「喜んではると思います」と師匠に思いを馳せた。

 仁鶴は昨年5月に体調不良からレギュラーを32年務めたNHK総合の「バラエティー生活笑百科」を欠席。その後も読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」の収録などを欠席、療養に努めていた。

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