宇良が念願の新三役 幕内経験者が序二段降下後は史上初 学生相撲出身者では史上2位のスロー記録
日本相撲協会は25日、大相撲初場所(来年1月14日初日、両国国技館)の新番付を発表し、宇良(木瀬)が新小結となった。
幕内経験者が序二段に降下後、新三役となるのは史上初。初土俵から所要52場所は、学生相撲出身では史上2位のスロー昇進。31歳6カ月は、平成以降5位の高齢昇進となった。
関西学院大出身の新小結は初めて。木瀬部屋からは2014年秋場所の常幸龍以来。大阪府出身では14年九州場所の勢以来、戦後8人目となった。
▽学生相撲出身のスロー新三役
①嘉風(日体大) 61場所
②宇良(関学大) 52場所
③翔猿(日大) 46場所
④豊真将(日大) 45場所
⑤舛田山(拓大) 41場所
▽高齢新三役(平成以降)
①琴稲妻 33歳6カ月
②板井 33歳1カ月
③錦木 33歳0カ月
④嘉風 32歳1カ月
⑤宇良 31歳6カ月