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田畑智子、母親になって生じた変化「息子が私を成長させてくれている」

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田畑智子、『母と惑星について、および自転する女たちの記録』インタビュー
田畑智子、『母と惑星について、および自転する女たちの記録』インタビュー クランクイン!

 女優の田畑智子が約3年ぶりの再演となる舞台『母と惑星について、および自転する女たちの記録』(演出・栗山民也)に出演する。同作は母と三姉妹の女性4人を中心に、母と娘という関係に潜む独特の愛憎を浮かび上がらせ、悲しくも愛しい「家族」と「女たち」の「生きる」姿と形を描き出す。蓬莱竜太の手による、2016年に旧パルコ劇場の最後を飾った書き下ろし作品だ。稽古に励む田畑に話を聞いた。

【写真】『母と惑星について、および自転する女たちの記録』田畑智子インタビューフォト

 「私自身が昨年結婚(夫は俳優の岡田義徳)して子どもを産みましたので、稽古をやっていても前回とは違う気持ち。舞台上での在り方や女性としての厚みが、さまざまな人生の経験を経てちょっと変わったのではないかなとは思います」と、2度目の長女・美咲役に手応えを感じている様子の田畑。今回は芳根京子が姉妹の三女・辻シオ役で舞台初主演、母親の峰子役はキムラ緑子で、芳根ともども初めて同作に出演する。次女・優役には初演時に第24回読売演劇大賞の最優秀女優賞に輝いた鈴木杏がキャスティングされ、田畑と共に続投となる。

 「台本も舞台のセットも初演と同じですが、家族が新しくなったので、いったんリセットして新たな気持ちで演じなきゃと思います。娘たちが日本を離れてイスタンブールに旅をする、そのなかで自分と向き合ったり、母親の過去と対峙したり、今後の人生について語り合ったり。劇場に入ったら、スケッチブックや絵本を開いて物語を読んでいるような感覚になるんじゃないかな、と思います」。


田畑智子、『母と惑星について、および自転する女たちの記録』インタビュー

 結婚と出産を経て人としての厚みが増したと語る田畑だが、演じる美咲は結婚をしない。

 「結婚もしないし子どももつくらない、という美咲の気持ちは分かるんです。私も結婚前にそう思っていた時期があって。美咲は奔放な母親を見てきてしまったから結婚や出産についてあまり考えられない、漠然としちゃって現実味を感じられない。怖いし不安だし、自分が未熟だから決断できないっていう気持ちなんです。でも私としては、美咲に『やってみないと分かんないこともあるよ』って、今は言える気持ち。未熟ながら、親にならせてもらっているというか。息子が私を成長させてくれているんですね」。

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