4月8日に韓国で放送されたバラエティ番組『見習い社長の営業日誌』に、俳優のナム・ジュヒョクがゲスト出演。Netflixオリジナルドラマ『スタートアップ:夢の扉』への出演や、日本での写真集の出版、雑誌の表紙を飾るなど高い人気を誇る彼だけれど、高校時代は「モデルになりたいという夢を笑われた」と告白した。

同番組は、映画『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョンと、ドラマ『大丈夫、愛だ』のチョ・インソンが、ソウルから離れたのどかな場所でスーパーの経営に挑戦するリアルバラエティ。ナム・ジュヒョクはアルバイトとして参加し、接客や食材の調達をお手伝い。

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そこに4人の高校生が来店し、進路についてのトークを展開。高校を卒業した2013年にモデルデビューしたナム・ジュヒョクは、チャ・テヒョンから芸能界に入ったきっかけを聞かれると「すぐに勉強は違うなと思ったんです」と率直に答えて笑いを誘った。

続けて高校時代を振り返り、「どちらかと言えば、笑いものにされていたと思う」と告白。

「高校1年生の時に将来の夢を発表する時間がありました。クラスメイトの前に立って『モデルになります』と宣言したのですが、みんな嘲笑していました。『見ていろよ。3年後には絶対に叶えてやる!』と決心して、ちょうど3年後にモデルデビューしたんです」

▲あどけなさが残るモデル時代。

2014年にドラマ『インヨ姫』で俳優としても活動を開始し、現在は『ハベクの新婦』『スタートアップ:夢の扉』など主演作をヒットさせる人気俳優に成長。目標や目的があると頑張れるという彼は、2018年に行われた『GQ KOREA』でのインタビューで、徹底的な役作りの方法を明かしている。

「私とキャラクターに対して、それぞれ50問のQ&Aを書き出します。回答を比べて、私の答えからは演じる役との共通点を、キャラクターからは私と異なる部分をピックアップするんです。演技を専門的に習ったことがなかったので、私なりに見つけ出した方法です」

ストイックな性格は、学生時代に打ち込んでいたバスケットボールで培われたそう。当時の経験が俳優生活にも活きていると語る。

「スポーツを通して、できないことをできるようにする達成感を知りました。例えば、3ポイントシュートが入らないとしたら、ゴールの枠にだけでも当たるようにプランを立てて、毎日練習をするんです。そうしているうちに、いつの間にか枠に当たるようになり、次はシュートが決まるようになる。そして、監督も僕にシュートを任せてくれるようになる。とても刺激的ですよね」
「(俳優業も)スポーツのように訓練の連続。演技を始めた時に長期的な目標を立てたんです。10年後には、いい俳優になっていよう。そのために1カ月、1年、5年と小さい目標を立てています。例えば、“発音と発声は3年以内に完成させる”というようにチェックリストを作るんです」

その言葉通り、新しいキャラクターを演じるたびに驚くべき成長を遂げるナム・ジュヒョク。次はどんな作品で感動を届けてくれるのか、その活躍から目が離せない!